あの蚤と虱が三重城で相撲とって遊んでいたって。そしたらその日は、首里のお城で御冠船踊りがあるって、《みんなが》ドラや太鼓で知らせていたって。「だあ私たちも、御冠船踊り観に行こう。」と蚤と虱は相談して、「どっちが先に着くか勝負しよう。」ということになった。虱は、《御冠船踊りを観に行く》お客さんのアダンの葉の草履に身を隠して、蚤はずっと跳んで行ったって。そしたから、虱はもう蚤よりずっと先に着いて、遊んだり御冠船踊りを観たりしていったって。「まだ蚤は来てないよなあ。」と言ってあちこち見たけど、蚤はまだ来ない。そして蚤が汗もいっぱいかいて、やっと着いたら、虱が、「ああもう御冠船踊りは終わったのに、今から来るのかあ。」「こんなに汗かいて、今やっとお城に着いたよう。」して、御冠船踊りは蚤は観なかったって。だから勝負は虱の勝ち。
| レコード番号 | 47O416076 |
|---|---|
| CD番号 | 47O41C322 |
| 決定題名 | 蚤と虱の競争(共通語混) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 比嘉治子 |
| 話者名かな | ひがはるこ |
| 生年月日 | 19080510 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 嘉手納町屋良 |
| 記録日 | 19940224 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄国際大学口承研 |
| 元テープ番号 | 嘉手納T23A03 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 動物昔話 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | かでなの民話411 |
| キーワード | 蚤,虱,三重城,相撲 |
| 梗概(こうがい) | あの蚤と虱が三重城で相撲とって遊んでいたって。そしたらその日は、首里のお城で御冠船踊りがあるって、《みんなが》ドラや太鼓で知らせていたって。「だあ私たちも、御冠船踊り観に行こう。」と蚤と虱は相談して、「どっちが先に着くか勝負しよう。」ということになった。虱は、《御冠船踊りを観に行く》お客さんのアダンの葉の草履に身を隠して、蚤はずっと跳んで行ったって。そしたから、虱はもう蚤よりずっと先に着いて、遊んだり御冠船踊りを観たりしていったって。「まだ蚤は来てないよなあ。」と言ってあちこち見たけど、蚤はまだ来ない。そして蚤が汗もいっぱいかいて、やっと着いたら、虱が、「ああもう御冠船踊りは終わったのに、今から来るのかあ。」「こんなに汗かいて、今やっとお城に着いたよう。」して、御冠船踊りは蚤は観なかったって。だから勝負は虱の勝ち。 |
| 全体の記録時間数 | 2:01 |
| 物語の時間数 | 1:46 |
| 言語識別 | 混在 |
| 音源の質 | ○ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |