国直の船送りと井戸(シマグチ混)

概要

昔、国直部落では、出稼ぎや移民・出兵などがあった場合に、船送りをした。那覇から船が出港するときに、ドラのような合図の音が昔は、国直にまで聞こえてきた。その音がして、しばらくすると、船が見えてきて、残波の方へ消えていくまで約20分ぐらいの間、見送りをした。この船送りの時は、民謡にもある男女がかりゆしの歌を歌った。
男女かりゆしや いらでさしみせる 船の網とりば 風やまとむ ささ、かりゆし
この歌を船が見えなくなるまで、早いテンポで歌った。親子や夫婦の別れの歌でしたね。出航していく船が順風満帆でいくようにという願いを込めた歌だった。昭和12年ごろ、大東亜戦争が始まる頃禁止された。平和な時のことであった。その頃が一番国直が栄えて、農業が栄んになっていって土地も肥よくになっていった頃であった。しかし国直には田んぼはなく、水には不自由した。井戸を掘っていたが地形的に国直部落は高い所に位置するため、とても深い井戸となった。

再生時間:0:00

民話詳細DATA

レコード番号 47O416059
CD番号 47O41C321
決定題名 国直の船送りと井戸(シマグチ混)
話者がつけた題名
話者名 勝連朝蒲
話者名かな かつれんちょうほ
生年月日 19280907
性別
出身地 嘉手納町国直
記録日 19940222
記録者の所属組織 沖縄国際大学口承研
元テープ番号 嘉手納T21A05
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 民俗
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード 出稼ぎ,船送りを,歌
梗概(こうがい) 昔、国直部落では、出稼ぎや移民・出兵などがあった場合に、船送りをした。那覇から船が出港するときに、ドラのような合図の音が昔は、国直にまで聞こえてきた。その音がして、しばらくすると、船が見えてきて、残波の方へ消えていくまで約20分ぐらいの間、見送りをした。この船送りの時は、民謡にもある男女がかりゆしの歌を歌った。 男女かりゆしや いらでさしみせる 船の網とりば 風やまとむ ささ、かりゆし この歌を船が見えなくなるまで、早いテンポで歌った。親子や夫婦の別れの歌でしたね。出航していく船が順風満帆でいくようにという願いを込めた歌だった。昭和12年ごろ、大東亜戦争が始まる頃禁止された。平和な時のことであった。その頃が一番国直が栄えて、農業が栄んになっていって土地も肥よくになっていった頃であった。しかし国直には田んぼはなく、水には不自由した。井戸を掘っていたが地形的に国直部落は高い所に位置するため、とても深い井戸となった。
全体の記録時間数 0:00
物語の時間数 0:00
言語識別 共通語
音源の質 ×
テープ番号
予備項目1

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