ウラカニク(共通語)

概要

昔、下地方面にウラカニクという子が生まれた。父親が早死にしたため、母親は寂しがり、またおじさんもウラカニクの母親が欲しかった。母はウラカニクに知恵があるため、結ばれることは出来ないと思っていたが、おじさんが来間祭りに連れて行き、殺すことにした。ウラカニクは祭りに行くのだが、何も飲み食いせずに帰ろうとする。帰ってくる途中の船で、おじさんに「魚がたくさんいるから捕っておいで」と言われ海に入ると、おじさんは船の上で槍を構えて待っている。ウラカニクは後ろから船にのり、「自分には取れない。おじさんが取ってきてくれ」と言い、おじさんを海に置き去りにして帰る。母に「おじさんは後から来る」と言い、台所の方へ下駄を投げる。それを取りに行った母を後ろから殺す。そして死んでいる父親に、「父の仇は全部倒した。起きて下さい」というのだが、父に「お前はお利口さんだけど自分は生き返れないから、果物やキビなどをを飾り、父の影を見なさい」と言われる。それからお盆が始まるようになったといわれる。

再生時間:7:23

民話詳細DATA

レコード番号 47O233999
CD番号 47O23C210
決定題名 ウラカニク(共通語)
話者がつけた題名
話者名 下地マツ
話者名かな しもじまつ
生年月日 19110628
性別
出身地 平良市西仲宗根
記録日 19970919
記録者の所属組織 沖縄国際大学口承研
元テープ番号 平良T153A12
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 伝説
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード ウラカニク,来間祭り,お盆の始まり
梗概(こうがい) 昔、下地方面にウラカニクという子が生まれた。父親が早死にしたため、母親は寂しがり、またおじさんもウラカニクの母親が欲しかった。母はウラカニクに知恵があるため、結ばれることは出来ないと思っていたが、おじさんが来間祭りに連れて行き、殺すことにした。ウラカニクは祭りに行くのだが、何も飲み食いせずに帰ろうとする。帰ってくる途中の船で、おじさんに「魚がたくさんいるから捕っておいで」と言われ海に入ると、おじさんは船の上で槍を構えて待っている。ウラカニクは後ろから船にのり、「自分には取れない。おじさんが取ってきてくれ」と言い、おじさんを海に置き去りにして帰る。母に「おじさんは後から来る」と言い、台所の方へ下駄を投げる。それを取りに行った母を後ろから殺す。そして死んでいる父親に、「父の仇は全部倒した。起きて下さい」というのだが、父に「お前はお利口さんだけど自分は生き返れないから、果物やキビなどをを飾り、父の影を見なさい」と言われる。それからお盆が始まるようになったといわれる。
全体の記録時間数 7:28
物語の時間数 7:23
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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