蛇婿入(共通語)

概要

昔、偉い人の子供は外出できず、結婚相手は親が決めることになっていた。若い娘を、信頼しているおばに預けて育ててもらうと、いつの間にか娘は妊娠していた。とても怒られたおばは不思議に思い、そっと覗いてみると戸は一度も開いていないのに中に好青年がいた。おばが麻を紡いだ糸(ブー)に針をつけて「この針を青年のカンプー(髪結い)に刺しなさい」と若い娘に言った。娘はおばの言う通りにカンプーに刺そうとしたのだが、間違って青年の目を刺してしまう。青年は逃げて行くのだが、おばが糸を辿って行くと、糸はツカサヤー(漲水神社)の中へと続いている。おばが中の様子を立ち聞きすると、「お前は人間の邪魔をするから片目まで失うんだよ。人間はそんなに馬鹿じゃない。三月三日に七浜を踏んだら蛇の子はおりるだろう」という声が聞こえてきた。おばは急いで家へ帰り、三月三日になると娘に浜下りをさせた。すると蛇の子がおりていった。

再生時間:6:45

民話詳細DATA

レコード番号 47O233976
CD番号 47O23C208
決定題名 蛇婿入(共通語)
話者がつけた題名
話者名 下地マツ
話者名かな しもじまつ
生年月日 19110628
性別
出身地 平良市西仲宗根
記録日 19970918
記録者の所属組織 沖縄国際大学口承研
元テープ番号 平良T151A05
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 伝説
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード
梗概(こうがい) 昔、偉い人の子供は外出できず、結婚相手は親が決めることになっていた。若い娘を、信頼しているおばに預けて育ててもらうと、いつの間にか娘は妊娠していた。とても怒られたおばは不思議に思い、そっと覗いてみると戸は一度も開いていないのに中に好青年がいた。おばが麻を紡いだ糸(ブー)に針をつけて「この針を青年のカンプー(髪結い)に刺しなさい」と若い娘に言った。娘はおばの言う通りにカンプーに刺そうとしたのだが、間違って青年の目を刺してしまう。青年は逃げて行くのだが、おばが糸を辿って行くと、糸はツカサヤー(漲水神社)の中へと続いている。おばが中の様子を立ち聞きすると、「お前は人間の邪魔をするから片目まで失うんだよ。人間はそんなに馬鹿じゃない。三月三日に七浜を踏んだら蛇の子はおりるだろう」という声が聞こえてきた。おばは急いで家へ帰り、三月三日になると娘に浜下りをさせた。すると蛇の子がおりていった。
全体の記録時間数 6:50
物語の時間数 6:45
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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