大昔、漁師が海に出て人魚を釣ってきた。隣の人達と一緒に食べようと、人魚を隣の家の網に乗せて焼いていると、子供が大声で泣き出した。仕方なく母親が子供を抱いて外に出ると、どこからか「コノマタさん、どうして早く帰って来ない」と聞こえた。すると家の中の人魚が、「私はこれから網の上で焼かれて殺されてしまう。早く、津波を起こして助けて」と言っているのが聞こえ、母親は驚いて子供を抱いて高台まで逃げた。そして本当に大きな津波がやって来て、伊良部全部を襲った。その後、人魚をつかまえた漁師の家のあった場所は深い穴になり、人魚を焼こうとした家のあった場所は浅い小さな穴になって、その二つが通り池になった。
| レコード番号 | 47O233918 |
|---|---|
| CD番号 | 47O23C206 |
| 決定題名 | ユナイタマ通り池(共通語) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 国仲豊子 |
| 話者名かな | くになかとよこ |
| 生年月日 | 19281201 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 平良市荷川取 |
| 記録日 | 19970918 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄国際大学口承研 |
| 元テープ番号 | 平良T143B07 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 伝説 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | 人魚,津波,通り池 |
| 梗概(こうがい) | 大昔、漁師が海に出て人魚を釣ってきた。隣の人達と一緒に食べようと、人魚を隣の家の網に乗せて焼いていると、子供が大声で泣き出した。仕方なく母親が子供を抱いて外に出ると、どこからか「コノマタさん、どうして早く帰って来ない」と聞こえた。すると家の中の人魚が、「私はこれから網の上で焼かれて殺されてしまう。早く、津波を起こして助けて」と言っているのが聞こえ、母親は驚いて子供を抱いて高台まで逃げた。そして本当に大きな津波がやって来て、伊良部全部を襲った。その後、人魚をつかまえた漁師の家のあった場所は深い穴になり、人魚を焼こうとした家のあった場所は浅い小さな穴になって、その二つが通り池になった。 |
| 全体の記録時間数 | 5:31 |
| 物語の時間数 | 5:26 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | △ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |