野崎にいる恋人の所に毎晩通っている男がいた。この人はブリボーヤという名の人で、ブリというのは惚れるという意味である。「ノザキガメマン イザンキガウズガ ミヌガメドゥ サカナガメドゥ ピザメーシューズ(野崎までは遠くはない。すぐそこだよ)」という歌を歌いながら通っていた。その歌が聞こえると、みんな「ボーヤが来た」と言って笑ってからかっていた。農校の近くのニーマ墓の辺りにはよく女の人をいたずらしたりする人達が出たが、ボーヤは恋人に会いたくて通っていた。ある夜、その場所を通ろうとすると、変な黒い影が見えた。それは美しい娘で、なぜこんなに遅くから歩くかと聞くと、子守に行っている家のお祝いだから、豆腐を作ってまわっていると娘は答えた。この娘の名前はイスタカサラのミガハマという。(イスタカサラはお墓の名前で、ミガハマが娘の名前である)。実はこの娘は死んで一週間になるといわれていた。それ以来ボーヤは野崎に行かなくなった。
| レコード番号 | 47O233904 |
|---|---|
| CD番号 | 47O23C204 |
| 決定題名 | 野崎グリボーヤとマズムヌ(共通語) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 松原清太郎 |
| 話者名かな | まつばらせいたろう |
| 生年月日 | 19100305 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 平良市字松原 |
| 記録日 | 19970918 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄国際大学口承研 |
| 元テープ番号 | 平良T140B02 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 伝説 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | ブリボーヤ,ニーマ墓,イスタカサラのミガハマ |
| 梗概(こうがい) | 野崎にいる恋人の所に毎晩通っている男がいた。この人はブリボーヤという名の人で、ブリというのは惚れるという意味である。「ノザキガメマン イザンキガウズガ ミヌガメドゥ サカナガメドゥ ピザメーシューズ(野崎までは遠くはない。すぐそこだよ)」という歌を歌いながら通っていた。その歌が聞こえると、みんな「ボーヤが来た」と言って笑ってからかっていた。農校の近くのニーマ墓の辺りにはよく女の人をいたずらしたりする人達が出たが、ボーヤは恋人に会いたくて通っていた。ある夜、その場所を通ろうとすると、変な黒い影が見えた。それは美しい娘で、なぜこんなに遅くから歩くかと聞くと、子守に行っている家のお祝いだから、豆腐を作ってまわっていると娘は答えた。この娘の名前はイスタカサラのミガハマという。(イスタカサラはお墓の名前で、ミガハマが娘の名前である)。実はこの娘は死んで一週間になるといわれていた。それ以来ボーヤは野崎に行かなくなった。 |
| 全体の記録時間数 | 8:52 |
| 物語の時間数 | 8:07 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | ◎ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |