マイマ座(共通語)

概要

昔、久松のマイマザで、毎晩上手な人がクイチャーを踊っていたが、ある晩その人が行方不明になり、部落中で探したが見付からなかった。数年たったある日、一人の漁師が海に出て漁をしていると、雲が湧き風が出て海が荒れ、太平洋の沖に流されて立派な島に着いた。辺りをうかがっても人はいなかったが、クイチャーの声が聞こえてきたので、その声をたどって行くと、行方不明になっていた人がいたので、その人の着物の裾を引いた。すると「こっちはドゥルドゥーという神の島だよ。どうしてきたのか。自分は神に捉えられてきたけれど、お前を助けてあげるからこの箱に隠れていなさい。宮古の祭があるから、その時に連れて行くから他の神に見付かるな」と言われたので隠れていた。すると神が来て箱を担ぎ船に乗せ、出発した。櫂がつくほど浅瀬に来たとき、神に連れてこられた人が、「真珠くさいから箱を投げ捨てなさい」と言ったので、男が入っていた箱は海に捨てられて、男が気がついて箱から出たらそこは宮古島であった。男は神の島に行ったことは言うなと言われていたので黙っていたが、ユイマールで酒を飲んで酔ってしまい、神の島のことを話してしまった。するとその男はその場で死んでしまった。だから、久松には神の歴史や話もないという。

再生時間:11:35

民話詳細DATA

レコード番号 47O233902
CD番号 47O23C204
決定題名 マイマ座(共通語)
話者がつけた題名
話者名 松原清太郎
話者名かな まつばらせいたろう
生年月日 19100305
性別
出身地 平良市字松原
記録日 19970918
記録者の所属組織 沖縄国際大学口承研
元テープ番号 平良T140A03
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 伝説
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード マイマザ,クイチャー,ドゥルドゥー
梗概(こうがい) 昔、久松のマイマザで、毎晩上手な人がクイチャーを踊っていたが、ある晩その人が行方不明になり、部落中で探したが見付からなかった。数年たったある日、一人の漁師が海に出て漁をしていると、雲が湧き風が出て海が荒れ、太平洋の沖に流されて立派な島に着いた。辺りをうかがっても人はいなかったが、クイチャーの声が聞こえてきたので、その声をたどって行くと、行方不明になっていた人がいたので、その人の着物の裾を引いた。すると「こっちはドゥルドゥーという神の島だよ。どうしてきたのか。自分は神に捉えられてきたけれど、お前を助けてあげるからこの箱に隠れていなさい。宮古の祭があるから、その時に連れて行くから他の神に見付かるな」と言われたので隠れていた。すると神が来て箱を担ぎ船に乗せ、出発した。櫂がつくほど浅瀬に来たとき、神に連れてこられた人が、「真珠くさいから箱を投げ捨てなさい」と言ったので、男が入っていた箱は海に捨てられて、男が気がついて箱から出たらそこは宮古島であった。男は神の島に行ったことは言うなと言われていたので黙っていたが、ユイマールで酒を飲んで酔ってしまい、神の島のことを話してしまった。するとその男はその場で死んでしまった。だから、久松には神の歴史や話もないという。
全体の記録時間数 11:47
物語の時間数 11:35
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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