昔、北に貧乏な家、南に金持ちの家があった。貧乏な家は貧乏だが子供がたくさんいた。貧乏な家は金持ちの家から米などを借りて生活していた。ある時、両家で相談し、金持ちは米や粟の俵、貧乏な家は子供たちを村人たちに見せて、どっちが良いのか較べてみようということになった。貧乏な家の7人の子供たちは、化粧をして踊って見せた。金持ちの家は天に届きそうなくらい俵を積んだが、結局、村人たちが子供たちの踊りを見るための踏み台となり崩れ、そのうち雨が降ったので、芽が出てしまった。金持ちは、それが原因かは不明だが、病気で死亡する。貧乏人は金持ちへの仕返しの積もりで、棺の四隅を釘で打ちつけた。すると一週間後に、夢の中に金持ちが現れ、「釘のお陰で虫にも喰われず成仏できた。ありがとう」と礼を言う。それからというもの、棺には釘を打つこととなった。またその釘は「だすく釘」と呼ばれるようになった。
| レコード番号 | 47O233899 |
|---|---|
| CD番号 | 47O23C203 |
| 決定題名 | 宝較べ(共通語) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 垣花昌美 |
| 話者名かな | かきのはな |
| 生年月日 | 19110620 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 平良市字松原 |
| 記録日 | 19970909 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄国際大学口承研 |
| 元テープ番号 | 平良T139A10 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 本格昔話 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | 貧乏人と金持ち,子沢山,米俵,だすく釘,棺桶, |
| 梗概(こうがい) | 昔、北に貧乏な家、南に金持ちの家があった。貧乏な家は貧乏だが子供がたくさんいた。貧乏な家は金持ちの家から米などを借りて生活していた。ある時、両家で相談し、金持ちは米や粟の俵、貧乏な家は子供たちを村人たちに見せて、どっちが良いのか較べてみようということになった。貧乏な家の7人の子供たちは、化粧をして踊って見せた。金持ちの家は天に届きそうなくらい俵を積んだが、結局、村人たちが子供たちの踊りを見るための踏み台となり崩れ、そのうち雨が降ったので、芽が出てしまった。金持ちは、それが原因かは不明だが、病気で死亡する。貧乏人は金持ちへの仕返しの積もりで、棺の四隅を釘で打ちつけた。すると一週間後に、夢の中に金持ちが現れ、「釘のお陰で虫にも喰われず成仏できた。ありがとう」と礼を言う。それからというもの、棺には釘を打つこととなった。またその釘は「だすく釘」と呼ばれるようになった。 |
| 全体の記録時間数 | 8:24 |
| 物語の時間数 | 8:18 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | △ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |