友利部落に仲宗根豊見親の落とし種である金志川金盛(兄)、金志川奈喜太知がいた。この二人は沖縄に初めて宗教の本を持ってきた人である。仲宗根豊見親はこの二人をオヤケ赤蜂の征伐に連れて行き、2回目は与那国鬼虎の征伐に連れて行く。その帰りに多良間島に行くが、仲宗根豊見親は土原豊見親に金志川金盛を殺してくれと頼み、金盛は多良間で討ち取られることになった。宮古に帰って来たのは奈喜太知だけだったが、これもまた仲宗根豊見親の実子の仲屋金盛が野原越の嶺で討ち取る。首里王府に親しまれていた二人であったため、討ち取られたことを知ると、討ち取った者を亡き者にしようと役人を派遣する。だが、その前に仲屋金盛は自殺してしまう。役人からはそのカタにとその娘マブナリを連れて行く。マブナリは髪の毛が地面につくほどの長い髪を持っていた。マブナリは首里王の側室となるが、子供が出来、周りから冷やかされることを恐れ、舟に乗り帰ろうとする。しかし船では船員達がマブナリを強姦してしまう。船員達はどうせ島に帰っても殺されるだけだからと、起きに乗り上げて死んでしまう。女は波に打ち上げられ、息も絶え絶えであった。そこへ頭のおかしい男が来て、マブナリを強姦してしまう。この男の子孫は気違いだけが生まれたらしい。次に来た男は可哀想だと言って葬って上げたので、子孫代々繁盛した。
| レコード番号 | 47O233806 |
|---|---|
| CD番号 | 47O23C195 |
| 決定題名 | 仲宗根豊見親 兄弟の悲劇(共通語) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 羽地栄 |
| 話者名かな | はねじさかい |
| 生年月日 | 19130301 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 平良市 |
| 記録日 | 19970318 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄国際大学口承研 |
| 元テープ番号 | 平良T129B02 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 伝説 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | 仲宗根豊見親,金志川金盛,奈喜太知,鬼虎 |
| 梗概(こうがい) | 友利部落に仲宗根豊見親の落とし種である金志川金盛(兄)、金志川奈喜太知がいた。この二人は沖縄に初めて宗教の本を持ってきた人である。仲宗根豊見親はこの二人をオヤケ赤蜂の征伐に連れて行き、2回目は与那国鬼虎の征伐に連れて行く。その帰りに多良間島に行くが、仲宗根豊見親は土原豊見親に金志川金盛を殺してくれと頼み、金盛は多良間で討ち取られることになった。宮古に帰って来たのは奈喜太知だけだったが、これもまた仲宗根豊見親の実子の仲屋金盛が野原越の嶺で討ち取る。首里王府に親しまれていた二人であったため、討ち取られたことを知ると、討ち取った者を亡き者にしようと役人を派遣する。だが、その前に仲屋金盛は自殺してしまう。役人からはそのカタにとその娘マブナリを連れて行く。マブナリは髪の毛が地面につくほどの長い髪を持っていた。マブナリは首里王の側室となるが、子供が出来、周りから冷やかされることを恐れ、舟に乗り帰ろうとする。しかし船では船員達がマブナリを強姦してしまう。船員達はどうせ島に帰っても殺されるだけだからと、起きに乗り上げて死んでしまう。女は波に打ち上げられ、息も絶え絶えであった。そこへ頭のおかしい男が来て、マブナリを強姦してしまう。この男の子孫は気違いだけが生まれたらしい。次に来た男は可哀想だと言って葬って上げたので、子孫代々繁盛した。 |
| 全体の記録時間数 | 16:58 |
| 物語の時間数 | 16:15 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | 〇 |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |