杓子はマズムヌ(共通語)

概要

沖縄の島々は不思議なもので、島によって毒蛇しかいない島と、毒を持たない蛇しかいない島があるが、宮古島には毒を持たない蛇、アカマターがいる。旧暦の3月3日は若い娘達が浜下りをする。その火にアカマターが美男子になって現れ、娘と交わる。海の水は塩水なので、手足を海水につけると清められて子が流れると考えられていた。それでアカマターも子を宿ったという仮想で邪気を払う。また、ミスカイ(しゃもじ)、スルギナ(柄杓)など古い食器は化けると昔の人は信じていた。夜中、戸を叩く音が聞こえて戸を開くと、しゃもじが倒れていた。ゴミ捨て場で三味、太鼓の音がする。それは人が捨てた物が遊んでいるのだ。ある日若者が毛遊びして踊る。コーガーキー(頬被り)して他の人と踊って遊んだ。夜明けになり、一人去り、二人去り、男もそのまま眠ってしまった。目覚めてみると床下にスルギナ、お箸が散乱していた。化かされたのだ。ある農夫が立小便をしていると、牛が見える。男は牛を自分の小屋に連れて帰り、さとうきびを与えた。しかし牛は限りなく餌を食べる。それで男は怒って先に寝てしまった。次の日男が起きて小屋を見てみると、小屋にはしゃもじがあり、お箸は魚に化けて逃げてしまった。

再生時間:5:10

民話詳細DATA

レコード番号 47O233801
CD番号 47O23C195
決定題名 杓子はマズムヌ(共通語)
話者がつけた題名
話者名 羽地栄
話者名かな はねじさかい
生年月日 19130301
性別
出身地 平良市
記録日 19970318
記録者の所属組織 沖縄国際大学口承研
元テープ番号 平良T129A03
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 伝説
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード アカマター,浜下り,食器,化け物,牛
梗概(こうがい) 沖縄の島々は不思議なもので、島によって毒蛇しかいない島と、毒を持たない蛇しかいない島があるが、宮古島には毒を持たない蛇、アカマターがいる。旧暦の3月3日は若い娘達が浜下りをする。その火にアカマターが美男子になって現れ、娘と交わる。海の水は塩水なので、手足を海水につけると清められて子が流れると考えられていた。それでアカマターも子を宿ったという仮想で邪気を払う。また、ミスカイ(しゃもじ)、スルギナ(柄杓)など古い食器は化けると昔の人は信じていた。夜中、戸を叩く音が聞こえて戸を開くと、しゃもじが倒れていた。ゴミ捨て場で三味、太鼓の音がする。それは人が捨てた物が遊んでいるのだ。ある日若者が毛遊びして踊る。コーガーキー(頬被り)して他の人と踊って遊んだ。夜明けになり、一人去り、二人去り、男もそのまま眠ってしまった。目覚めてみると床下にスルギナ、お箸が散乱していた。化かされたのだ。ある農夫が立小便をしていると、牛が見える。男は牛を自分の小屋に連れて帰り、さとうきびを与えた。しかし牛は限りなく餌を食べる。それで男は怒って先に寝てしまった。次の日男が起きて小屋を見てみると、小屋にはしゃもじがあり、お箸は魚に化けて逃げてしまった。
全体の記録時間数 5:14
物語の時間数 5:10
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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