寄木の主(共通語)

概要

二人の男が夜釣に行った。一人の男は寄木に、もう一人の男は木から離れた所で釣をした。しばらくすると龍宮から、村の二人の子供に福を授けるためやって来た。しかし寄木は行けないので、龍宮が一人で行き、帰ってきて報告することになった。龍宮が帰ってきていうには、男と女の子が生まれたが、男は金持ちだが汚い水を私に掛けたので将来貧しくなり、女の子は貧しいが私を丁寧に扱ったので福を授けてきたと報告した。寄木に座った男は驚き、家に帰ってみると男の子であった。そこで一緒に釣に来た男の女の子と結婚させた。二人は夫婦になったが、男は自分が女を養っていると思い、女を邪険に扱った。女が男と別れようと思うと、夢に神様が現れて、北の洞に炭焼太郎がいるからその男と結婚しろという。 それでそこへ行った。女が家を出ると蔵の俵は全部虫になり、女について行き、後には何も残らなかった。女は炭焼太郎と暮らし始めた。女は炭焼太郎に、「町へ行って『家を買う』と言い、値段も聞いてきなさい」と言う。男が実行すると町の人達は馬鹿にしたが、女が炭焼きの石を見ると、それがすべて黄金に変わったので、立派な家を手に入れることができた。その後、男に子ができた。男はめくらになって、子供は男を殺そうとしたがフカに助けられた。その子供は男7人、女1人であったが、男は家に帰っても子供達を叱ることはしないで、「お前達は偉い。お前達なら今すぐにも船を造って沖縄に行けるだろう」と言うと、男7人はそれを実行した。その男7人の乗った船が針のように小さくなった頃に、娘がパンツを振ると、その船は竜巻になってしまった。だから、竜巻は男7人の力であるので強力なのだ。                             

再生時間:8:02

民話詳細DATA

レコード番号 47O233796
CD番号 47O23C194
決定題名 寄木の主(共通語)
話者がつけた題名
話者名 波名城トヨ
話者名かな はなしろとよ
生年月日 19240320
性別
出身地 平良市西仲宗根
記録日 19970320
記録者の所属組織 沖縄国際大学口承研
元テープ番号 平良T120A14
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 伝説
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード 寄木,龍宮の神様,炭焼太郎,竜巻,
梗概(こうがい) 二人の男が夜釣に行った。一人の男は寄木に、もう一人の男は木から離れた所で釣をした。しばらくすると龍宮から、村の二人の子供に福を授けるためやって来た。しかし寄木は行けないので、龍宮が一人で行き、帰ってきて報告することになった。龍宮が帰ってきていうには、男と女の子が生まれたが、男は金持ちだが汚い水を私に掛けたので将来貧しくなり、女の子は貧しいが私を丁寧に扱ったので福を授けてきたと報告した。寄木に座った男は驚き、家に帰ってみると男の子であった。そこで一緒に釣に来た男の女の子と結婚させた。二人は夫婦になったが、男は自分が女を養っていると思い、女を邪険に扱った。女が男と別れようと思うと、夢に神様が現れて、北の洞に炭焼太郎がいるからその男と結婚しろという。 それでそこへ行った。女が家を出ると蔵の俵は全部虫になり、女について行き、後には何も残らなかった。女は炭焼太郎と暮らし始めた。女は炭焼太郎に、「町へ行って『家を買う』と言い、値段も聞いてきなさい」と言う。男が実行すると町の人達は馬鹿にしたが、女が炭焼きの石を見ると、それがすべて黄金に変わったので、立派な家を手に入れることができた。その後、男に子ができた。男はめくらになって、子供は男を殺そうとしたがフカに助けられた。その子供は男7人、女1人であったが、男は家に帰っても子供達を叱ることはしないで、「お前達は偉い。お前達なら今すぐにも船を造って沖縄に行けるだろう」と言うと、男7人はそれを実行した。その男7人の乗った船が針のように小さくなった頃に、娘がパンツを振ると、その船は竜巻になってしまった。だから、竜巻は男7人の力であるので強力なのだ。                             
全体の記録時間数 8:02
物語の時間数 8:02
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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