小真良波按司(共通語)

概要

狩俣の小真良波按司は久高島から来たと言われるが、不思議な神通力を持っていた。またその人は占いの名人とも言われる。妹は狩俣の海の傍の石原城に住む重千代(ウミチヨ)按司の妻だったが、この按司は息子と共に糸数大按司に殺された。それで妹は兄の小真良波按司に夫と子供の仇を討ってくれと願った。小真良波按司が糸数大按司の寿命を占うと、命数は短いことが分かった。その後も糸数大按司は勢力が盛んで、小真良波按司のところに、「新しい城を造りたいがいい大工がいないので、大工の上手なあなたに助けてもらいたい」と頼みに来た。小真良波按司は自分を誘い出して殺すつもりだと知ったが、道具を担いで出かけ、糸数大按司の城の近くまで来ると木の葉を一つ取って呪文をかけて吹き飛ばした。すると、それはアブとハエになって飛んで行って、ちょうど便所に糸数大按司が入ってカンザシで耳を掻いている手に止まった。大按司はハエを叩こうとしてカンザシで耳を突いたので死んでしまった。小真良波按司は持ってきた大工道具で棺箱を作って自分の家に帰った。

再生時間:12:00

民話詳細DATA

レコード番号 47O233556
CD番号 47O23C180
決定題名 小真良波按司(共通語)
話者がつけた題名
話者名 羽地栄
話者名かな はねじさかい
生年月日 19130301
性別
出身地 平良市 
記録日 19960904
記録者の所属組織 沖縄国際大学口承研
元テープ番号 平良T78B01
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 伝説
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード 小真良波按司,久高島,占い,糸数大按司
梗概(こうがい) 狩俣の小真良波按司は久高島から来たと言われるが、不思議な神通力を持っていた。またその人は占いの名人とも言われる。妹は狩俣の海の傍の石原城に住む重千代(ウミチヨ)按司の妻だったが、この按司は息子と共に糸数大按司に殺された。それで妹は兄の小真良波按司に夫と子供の仇を討ってくれと願った。小真良波按司が糸数大按司の寿命を占うと、命数は短いことが分かった。その後も糸数大按司は勢力が盛んで、小真良波按司のところに、「新しい城を造りたいがいい大工がいないので、大工の上手なあなたに助けてもらいたい」と頼みに来た。小真良波按司は自分を誘い出して殺すつもりだと知ったが、道具を担いで出かけ、糸数大按司の城の近くまで来ると木の葉を一つ取って呪文をかけて吹き飛ばした。すると、それはアブとハエになって飛んで行って、ちょうど便所に糸数大按司が入ってカンザシで耳を掻いている手に止まった。大按司はハエを叩こうとしてカンザシで耳を突いたので死んでしまった。小真良波按司は持ってきた大工道具で棺箱を作って自分の家に帰った。
全体の記録時間数 12:00
物語の時間数 12:00
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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