仲宗根豊見親の兄弟の悲劇(共通語)

概要

仲宗根豊見親は鬼虎征伐に金盛(カニムル)と弟の那喜龍の兄弟を連れて行った。征伐後、金盛を多良間島に降ろし、土原(ンタバル)豊見親に指図して闇討ちさせた。その御嶽は今も多良間島にある。また仲宗根豊見親の本妻の長男のカニムズが那喜龍を亡き者にしようとして、 嶺に呼び寄せて殺そうとする。那喜龍は残念がるが闇討ちにされる。金盛達は中山王府から、仏教の仏典を買って帰ったことがあった。この二人が闇討ちにされたことを知った中山王府は、このような優秀な人をなぜ殺したかと思い、仲宗根豊見親を殺そうと役人を派遣させた。仲宗根豊見親は彼らが来ない前に自殺した。そのかわりに金盛の娘のマブナリを人質に首里に連れて行った。マブナリはとても髪が長く、髪を洗ったら地面につくほどであった。また、石に上がって洗い髪を乾かしていた。マブナリは首里の王の側室になり、子供ができた。周りからいじめられ、帰らせて欲しいと願い、宮古へ帰ることになった。その帰りの船でマブナリは船員に強姦された。その船員達は宮古へ帰ってもどうせ殺されるからということで、多良間の近くの暗礁に乗り上げて死んでしまった。マブナリは浜に打ち上げられた。その時はまだ温もりがあった。そこへ薄のろの男が来て、浜で強姦した。その後に漁師が来てきれいに運んで葬ってあげた。強姦した男の家はみんな気違いになり、漁師の家は栄えた。

再生時間:8:22

民話詳細DATA

レコード番号 47O233546
CD番号 47O23C179
決定題名 仲宗根豊見親の兄弟の悲劇(共通語)
話者がつけた題名
話者名 羽地栄
話者名かな はねじさかい
生年月日 19130301
性別
出身地 平良市 
記録日 19960903
記録者の所属組織 沖縄国際大学口承研
元テープ番号 平良T77B01
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 伝説
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード 仲宗根豊見親,鬼虎,金盛,マブナリ,首里王府
梗概(こうがい) 仲宗根豊見親は鬼虎征伐に金盛(カニムル)と弟の那喜龍の兄弟を連れて行った。征伐後、金盛を多良間島に降ろし、土原(ンタバル)豊見親に指図して闇討ちさせた。その御嶽は今も多良間島にある。また仲宗根豊見親の本妻の長男のカニムズが那喜龍を亡き者にしようとして、 嶺に呼び寄せて殺そうとする。那喜龍は残念がるが闇討ちにされる。金盛達は中山王府から、仏教の仏典を買って帰ったことがあった。この二人が闇討ちにされたことを知った中山王府は、このような優秀な人をなぜ殺したかと思い、仲宗根豊見親を殺そうと役人を派遣させた。仲宗根豊見親は彼らが来ない前に自殺した。そのかわりに金盛の娘のマブナリを人質に首里に連れて行った。マブナリはとても髪が長く、髪を洗ったら地面につくほどであった。また、石に上がって洗い髪を乾かしていた。マブナリは首里の王の側室になり、子供ができた。周りからいじめられ、帰らせて欲しいと願い、宮古へ帰ることになった。その帰りの船でマブナリは船員に強姦された。その船員達は宮古へ帰ってもどうせ殺されるからということで、多良間の近くの暗礁に乗り上げて死んでしまった。マブナリは浜に打ち上げられた。その時はまだ温もりがあった。そこへ薄のろの男が来て、浜で強姦した。その後に漁師が来てきれいに運んで葬ってあげた。強姦した男の家はみんな気違いになり、漁師の家は栄えた。
全体の記録時間数 8:30
物語の時間数 8:22
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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