ウズミャー屋(共通語)

概要

昔、沖縄の酒造りをしている大金持ちの家には、長男と次男がいた。長男は家の酒を持ち出して女遊びをしたり、するなど、手に負えない人であった。親がどんなに注意しても直らなかったので、ある日、うまく騙してサバニに一緒に乗った。沖へでた時に、親が、「あんたは親不孝だから流されてしまいなさい」と言って海に飛び込み、泳いで帰った。その時サバニの方はすごい波が荒れていた。長男の乗ったサバニは、宮古のイサマダーラに流れ着いた。その頃、沖縄では、次男が「なぜ最近兄さんはいないのか」と尋ねていて、親から理由を聞いた。次男は、そんなにしてまでお金が欲しいのか。子供はどんなに悪いことをする人でも、捨ててはいけない」と怒って、こんなお金は要らない、と袋に詰めてサバニに入れて海へ流した。宮古に流れ着いた長男は、小さな小屋を造って住んでいた。ある日、自分の乗ってきたサバニで漁へ出ると、ミーバイが掛かった。ミーバイは腹がふくれていたのでさばいてみると、お金が詰まっていた。長男はそのお金で畑を買って、きれいな女を妻にもらった。奥さんは成川の人だったので、成川に住み、土地をたくさん買った。その住まいであった場所がウズミャー屋という場所になっている。ウズミャーは魚取りという意味である。その後、この長男は成川のウヤキヤーになった。

再生時間:8:24

民話詳細DATA

レコード番号 47O233477
CD番号 47O23C174
決定題名 ウズミャー屋(共通語)
話者がつけた題名
話者名 平良ヨシ
話者名かな たいらよし
生年月日 19300420
性別
出身地 平良市荷川取
記録日 19960904
記録者の所属組織 沖縄国際大学口承研
元テープ番号 平良T54A11
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 伝説
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード 金持ち,島流し,魚の腹,お金
梗概(こうがい) 昔、沖縄の酒造りをしている大金持ちの家には、長男と次男がいた。長男は家の酒を持ち出して女遊びをしたり、するなど、手に負えない人であった。親がどんなに注意しても直らなかったので、ある日、うまく騙してサバニに一緒に乗った。沖へでた時に、親が、「あんたは親不孝だから流されてしまいなさい」と言って海に飛び込み、泳いで帰った。その時サバニの方はすごい波が荒れていた。長男の乗ったサバニは、宮古のイサマダーラに流れ着いた。その頃、沖縄では、次男が「なぜ最近兄さんはいないのか」と尋ねていて、親から理由を聞いた。次男は、そんなにしてまでお金が欲しいのか。子供はどんなに悪いことをする人でも、捨ててはいけない」と怒って、こんなお金は要らない、と袋に詰めてサバニに入れて海へ流した。宮古に流れ着いた長男は、小さな小屋を造って住んでいた。ある日、自分の乗ってきたサバニで漁へ出ると、ミーバイが掛かった。ミーバイは腹がふくれていたのでさばいてみると、お金が詰まっていた。長男はそのお金で畑を買って、きれいな女を妻にもらった。奥さんは成川の人だったので、成川に住み、土地をたくさん買った。その住まいであった場所がウズミャー屋という場所になっている。ウズミャーは魚取りという意味である。その後、この長男は成川のウヤキヤーになった。
全体の記録時間数 8:24
物語の時間数 8:24
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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