伊良部に魚を取る人がいた。その妻が男の子を産んだけれど、妻は亡くなった。男は一人、子を育てながら海に行っていた。後妻をもらい、その後妻にも男の子ができた。男は後妻に二人を預け漁に行った。たまには二晩くらい帰らないこともあった。後妻は二人の子を連れて通り池に行った。二つの段の上の方には実子を、下のよく滑りそうな所には継子を寝かせ、後妻は離れた所で寝た振りをしていた。その間に、実子がここは眠りにくいので場所を交替しようと言ったので、二人は交替して寝ていた。そこに継母が来て、下に寝ていた子を継子だと思い、池に落とした。そして、上の子をおぶって家に帰った。家に着いて、継子が「兄ちゃんはどうした」と言ったので、落としたのが実子だと気づき、自分も池に落ちて死んでしまった。
| レコード番号 | 47O233453 |
|---|---|
| CD番号 | 47O23C173 |
| 決定題名 | 継子の通り池(共通語) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 国仲豊子 |
| 話者名かな | くになかとよこ |
| 生年月日 | 19281201 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 平良市西辺 |
| 記録日 | 19960904 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄国際大学口承研 |
| 元テープ番号 | 平良T53A02 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 伝説 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | 継子,実子,通り池 |
| 梗概(こうがい) | 伊良部に魚を取る人がいた。その妻が男の子を産んだけれど、妻は亡くなった。男は一人、子を育てながら海に行っていた。後妻をもらい、その後妻にも男の子ができた。男は後妻に二人を預け漁に行った。たまには二晩くらい帰らないこともあった。後妻は二人の子を連れて通り池に行った。二つの段の上の方には実子を、下のよく滑りそうな所には継子を寝かせ、後妻は離れた所で寝た振りをしていた。その間に、実子がここは眠りにくいので場所を交替しようと言ったので、二人は交替して寝ていた。そこに継母が来て、下に寝ていた子を継子だと思い、池に落とした。そして、上の子をおぶって家に帰った。家に着いて、継子が「兄ちゃんはどうした」と言ったので、落としたのが実子だと気づき、自分も池に落ちて死んでしまった。 |
| 全体の記録時間数 | 7:08 |
| 物語の時間数 | 6:49 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | 〇 |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |