大歳の客(共通語)

概要

ある正月の夜、神様がみすぼらしいお爺さんに化けて、貧乏者のお爺さん、お婆さんの家に「サレース(ごめんください)」と言ってやって来た。お爺さん、お婆さんは「お茶しかないけれども」と言って心温かく迎えた。神様が化けたお爺さんは、正月だのにお茶だけで過ごしているのをかわいそうに思い、空の鍋を持って来させてそれを火にかけると不思議なことにご馳走でいっぱいになった。更にお湯を沸かさせて、その湯で浴びると若返った。その後、神様が化けたお爺さんは、東の金持ちの家へ行った。金持ちのお爺さん、お婆さんはみすぼらしいお爺さんを見て、「汚い、寄るな」と言って足で蹴ったりたたいたりして絶対に中に入れなかった。しかし貧乏なお爺さんとお婆さんに、ご馳走をくれたり若返らせたりしたのがそのお爺さんだと分かると、急いで呼び戻しもてなした。神様は、鍋を持って来させて火をたいた。その鍋からはドロがたくさんできたので、驚いて神様に化けたお爺さんを追い返した。正月に来る客は誰でも快く迎えてご馳走するべきである。

再生時間:4:00

民話詳細DATA

レコード番号 47O233452
CD番号 47O23C173
決定題名 大歳の客(共通語)
話者がつけた題名
話者名 国仲豊子
話者名かな くになかとよこ
生年月日 19281201
性別
出身地 平良市西辺
記録日 19960904
記録者の所属組織 沖縄国際大学口承研
元テープ番号 平良T53A01
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 本格昔話
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード 貧乏人と金持ち,神様,若返り
梗概(こうがい) ある正月の夜、神様がみすぼらしいお爺さんに化けて、貧乏者のお爺さん、お婆さんの家に「サレース(ごめんください)」と言ってやって来た。お爺さん、お婆さんは「お茶しかないけれども」と言って心温かく迎えた。神様が化けたお爺さんは、正月だのにお茶だけで過ごしているのをかわいそうに思い、空の鍋を持って来させてそれを火にかけると不思議なことにご馳走でいっぱいになった。更にお湯を沸かさせて、その湯で浴びると若返った。その後、神様が化けたお爺さんは、東の金持ちの家へ行った。金持ちのお爺さん、お婆さんはみすぼらしいお爺さんを見て、「汚い、寄るな」と言って足で蹴ったりたたいたりして絶対に中に入れなかった。しかし貧乏なお爺さんとお婆さんに、ご馳走をくれたり若返らせたりしたのがそのお爺さんだと分かると、急いで呼び戻しもてなした。神様は、鍋を持って来させて火をたいた。その鍋からはドロがたくさんできたので、驚いて神様に化けたお爺さんを追い返した。正月に来る客は誰でも快く迎えてご馳走するべきである。
全体の記録時間数 4:10
物語の時間数 4:00
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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