ロシアの軍艦が東京へ向かっているのを、一本釣りをしていた漁師が見た。このことを東京に知らせるため、東京まで行ける船を借りようと池間に行ったが断わられ、あちらでもこちらでも同じように断わられた。それで何とかクンドクといって、名前は覚えていないが、その宮古のトーシに告げ、電報のある八重山まで同じ部落の5人の男と行くことになった。5人は西まで舟を担ぎ、海と海に挟まれて狭くなっている平久保の今では舟クヤーと呼ばれている所を越して、海上に出て八重山へ向かった。八重山で電報を打ったが、先に他から電報が届いていて「遅かりし1時間」といわれた。その時5人のうち、船頭は松原出身の垣花善という人で、3人が与那覇姓で、一人は話者の父の従兄弟で、この人が出発する時、八重山ではなく那覇に送るかと聞いたが断わられ、じゃあ、自分の身内だからちゃんとした格好をさせようということで、出発の時刻は迫っていたが、強引に家まで引っ張ってきて着替えさせたそうだ。
| レコード番号 | 47O233402 |
|---|---|
| CD番号 | 47O23C169 |
| 決定題名 | 久松五勇士(共通語) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 与那覇松 |
| 話者名かな | よなはまつ |
| 生年月日 | 19060627 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 平良市久貝 |
| 記録日 | 19960905 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄国際大学口承研 |
| 元テープ番号 | 平良T47A07 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 伝説 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | 久松五勇士,ロシア軍艦,打電 |
| 梗概(こうがい) | ロシアの軍艦が東京へ向かっているのを、一本釣りをしていた漁師が見た。このことを東京に知らせるため、東京まで行ける船を借りようと池間に行ったが断わられ、あちらでもこちらでも同じように断わられた。それで何とかクンドクといって、名前は覚えていないが、その宮古のトーシに告げ、電報のある八重山まで同じ部落の5人の男と行くことになった。5人は西まで舟を担ぎ、海と海に挟まれて狭くなっている平久保の今では舟クヤーと呼ばれている所を越して、海上に出て八重山へ向かった。八重山で電報を打ったが、先に他から電報が届いていて「遅かりし1時間」といわれた。その時5人のうち、船頭は松原出身の垣花善という人で、3人が与那覇姓で、一人は話者の父の従兄弟で、この人が出発する時、八重山ではなく那覇に送るかと聞いたが断わられ、じゃあ、自分の身内だからちゃんとした格好をさせようということで、出発の時刻は迫っていたが、強引に家まで引っ張ってきて着替えさせたそうだ。 |
| 全体の記録時間数 | 15:49 |
| 物語の時間数 | 15:49 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | ◎ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |