部落の百年祭の時の資料を見ながらの話。豊見赤星テダナウラ真の主という女神が、島尻当原の小さな森に天から降りて来て、、狩俣の大城山に住むようになった。真の主は若い男と一夜を共に過ごす夢を見て懐妊した。そして男女の双子を出産した。父親のない子なので、真の主は最初に会う者を父にしようと、子を抱いて外出した。そして大城山の瀬(パナゴツ)まで行くと、そこで大蛇にあった。大蛇はこの子たちを見るなり、首を上げ尾を振って踊っていた。真の主は、あの夜の男の人は、きっとこの大蛇の化身だったのだろうと思った。狩俣は、この豊見赤星テダナウラ真の主から始まったとされ、今でも崇敬されている。女の子はフシライスマヌ主といって、15歳の時、髪を乱し、白衣を着て、コウズという葛でつくった帯をして、葛の葉で作った帽子を被り、「世のために神になる」と言って、大城元に去ったまま行方不明になった。その後、狩俣ではフシライがやったように、神人たちが大城山にこもるようになった。このことは神のフサにもあるのでわかる。このフシライがやったように、葉で作った帽子を被り、白い着物を着て、冬の勤めを狩俣のお婆たちがやっている。これは大城元が仕切ってやっている。これは5日間行なわれるもので、最初はジーブバナ、次はニダス、次にマトゥバヤー、次にアーウバー、あとにもオクリビといってやる。
| レコード番号 | 47O233300 |
|---|---|
| CD番号 | 47O23C159 |
| 決定題名 | 祖神祭由来(共通語) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 久貝キヨ |
| 話者名かな | くがいきよ |
| 生年月日 | 19210420 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 平良市狩俣 |
| 記録日 | 19960225 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄国際大学口承研 |
| 元テープ番号 | 平良T35A06 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 伝説 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 平良市北部の民話H8卒論P26 |
| キーワード | 豊見赤星テダナウラ真の主,ウヤガン |
| 梗概(こうがい) | 部落の百年祭の時の資料を見ながらの話。豊見赤星テダナウラ真の主という女神が、島尻当原の小さな森に天から降りて来て、、狩俣の大城山に住むようになった。真の主は若い男と一夜を共に過ごす夢を見て懐妊した。そして男女の双子を出産した。父親のない子なので、真の主は最初に会う者を父にしようと、子を抱いて外出した。そして大城山の瀬(パナゴツ)まで行くと、そこで大蛇にあった。大蛇はこの子たちを見るなり、首を上げ尾を振って踊っていた。真の主は、あの夜の男の人は、きっとこの大蛇の化身だったのだろうと思った。狩俣は、この豊見赤星テダナウラ真の主から始まったとされ、今でも崇敬されている。女の子はフシライスマヌ主といって、15歳の時、髪を乱し、白衣を着て、コウズという葛でつくった帯をして、葛の葉で作った帽子を被り、「世のために神になる」と言って、大城元に去ったまま行方不明になった。その後、狩俣ではフシライがやったように、神人たちが大城山にこもるようになった。このことは神のフサにもあるのでわかる。このフシライがやったように、葉で作った帽子を被り、白い着物を着て、冬の勤めを狩俣のお婆たちがやっている。これは大城元が仕切ってやっている。これは5日間行なわれるもので、最初はジーブバナ、次はニダス、次にマトゥバヤー、次にアーウバー、あとにもオクリビといってやる。 |
| 全体の記録時間数 | 5:58 |
| 物語の時間数 | 5:58 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | △ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |