世の主元(共通語)

概要

兄妹同士で夫婦になったものがいて、親に勘当されて島流しにされた。その時、子守りの人もつけて島流しにした。この兄妹の母親は父親に内緒で、着物の裾に米、ネギ、トウガラシ、くんまいなどを結んで持たせた。兄妹は最初、大神島に流れ着いて、祖神の根元をおいたが、島も小さいし塩水だったので生活ができないために、狩俣の南の方の浜に移ってきた。浜を上がってきたら、ツバメが飛んだりはねたりしていたので、そこに井戸を掘った。しかしその井戸は甘かったが少ないということで生活ができなかった(現在のアマガー)。また、上のほうに上がって、トーリャーの方まで来ると、カラスが体を濡らしたまま飛んでいたので、そこに井戸を掘ってみると、生活ができるようになった。大きな石があって、そこで反省会などをしていた。また、そこに家を建てた。だがこの石は神の石ということで、東の方へ移り、家を建てて生活を始めた。そこが世の主元となった。また、ファームリャ(子守りの人)も、トーリャから上がってきたサカヤの東の方に家を建てて住まわせた。この子守りの人が水の主元になった。

再生時間:13:45

民話詳細DATA

レコード番号 47O233298
CD番号 47O23C159
決定題名 世の主元(共通語)
話者がつけた題名
話者名 久貝キヨ
話者名かな くがいきよ
生年月日 19210420
性別
出身地 平良市狩俣
記録日 19960225
記録者の所属組織 沖縄国際大学口承研
元テープ番号 平良T35A04
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 伝説
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料 平良市北部の民話H8卒論P74
キーワード 兄妹夫婦,ツバメ,井戸発見,水の主
梗概(こうがい) 兄妹同士で夫婦になったものがいて、親に勘当されて島流しにされた。その時、子守りの人もつけて島流しにした。この兄妹の母親は父親に内緒で、着物の裾に米、ネギ、トウガラシ、くんまいなどを結んで持たせた。兄妹は最初、大神島に流れ着いて、祖神の根元をおいたが、島も小さいし塩水だったので生活ができないために、狩俣の南の方の浜に移ってきた。浜を上がってきたら、ツバメが飛んだりはねたりしていたので、そこに井戸を掘った。しかしその井戸は甘かったが少ないということで生活ができなかった(現在のアマガー)。また、上のほうに上がって、トーリャーの方まで来ると、カラスが体を濡らしたまま飛んでいたので、そこに井戸を掘ってみると、生活ができるようになった。大きな石があって、そこで反省会などをしていた。また、そこに家を建てた。だがこの石は神の石ということで、東の方へ移り、家を建てて生活を始めた。そこが世の主元となった。また、ファームリャ(子守りの人)も、トーリャから上がってきたサカヤの東の方に家を建てて住まわせた。この子守りの人が水の主元になった。
全体の記録時間数 13:45
物語の時間数 13:45
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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