仲間御嶽由来(共通語)

概要

昔、仲間サトに仲の良い二人の男友達がいて、一人は船頭、もう一人は会計をしていた。この会計をしている人が不正を働いたために罰を受けることになった。手足を縛られて、海の深い所に沈められ殺された。船頭の夢の中に、この殺された人が出て来て、「自分は今とても水が飲みたくてたまらない」と言った。船頭は会計が沈んだ所に竹をさして、その竹に水を注いで飲ませた。するとこの会計の人が、「あなたのお陰で水を飲むことが出来て、極楽でいる。恩返しをしたい。だから私はこの海のスサムス(害虫)となって、私を殺した人みんなに噛みついてやる。しかし、あなたの子孫は噛まないよ。“なかまいしどぅぬがふふぁんまが”という言葉を言えば噛まないよ」と言った。スサムスは現在も海にいて、話者もこのスサムスに噛まれたが、この言葉を唱えたら痛みがなくなった。この船頭が仲間御嶽に船大主(ウーニヌ主)として祀られている。この御嶽は仲間船大主御嶽ともいわれる。

再生時間:8:28

民話詳細DATA

レコード番号 47O233202
CD番号 47O23C152
決定題名 仲間御嶽由来(共通語)
話者がつけた題名
話者名 垣花昌美
話者名かな かきのはなまさみ
生年月日 19110620
性別
出身地 不明
記録日 19960226
記録者の所属組織 沖縄国際大学口承研
元テープ番号 平良T26A02
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 伝説
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード 男友達,船頭,会計,
梗概(こうがい) 昔、仲間サトに仲の良い二人の男友達がいて、一人は船頭、もう一人は会計をしていた。この会計をしている人が不正を働いたために罰を受けることになった。手足を縛られて、海の深い所に沈められ殺された。船頭の夢の中に、この殺された人が出て来て、「自分は今とても水が飲みたくてたまらない」と言った。船頭は会計が沈んだ所に竹をさして、その竹に水を注いで飲ませた。するとこの会計の人が、「あなたのお陰で水を飲むことが出来て、極楽でいる。恩返しをしたい。だから私はこの海のスサムス(害虫)となって、私を殺した人みんなに噛みついてやる。しかし、あなたの子孫は噛まないよ。“なかまいしどぅぬがふふぁんまが”という言葉を言えば噛まないよ」と言った。スサムスは現在も海にいて、話者もこのスサムスに噛まれたが、この言葉を唱えたら痛みがなくなった。この船頭が仲間御嶽に船大主(ウーニヌ主)として祀られている。この御嶽は仲間船大主御嶽ともいわれる。
全体の記録時間数 8:28
物語の時間数 8:28
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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