娘が知らないうちにお腹が大きくなってきた。親が理由を尋ねると、娘は、「夢みたいに夜になると男の人が自分の側に来て寝る」と言った。親は、「針に通したブー(麻糸)を男のカタラズ(耳の側に垂らした髪)につけなさい」と娘に教えた。娘がそのとおりにすると、翌日糸をたどって行った。するとガマの下に水が溜まっていて、そこに白い蛇が片目に針を刺して、血を流していた。この水のところをクスヌガーという。その後、この娘は三人の女の子を産んだ。この三人の娘は蛇の子で、冬になると肌がカサカサしたらしい。旧の5月の馬の日のフツの時、この娘達は若水を浴びにこのクスヌガーに行く。この娘達の後に、この水を浴びると温泉のような臭いがする。
| レコード番号 | 47O233083 |
|---|---|
| CD番号 | 47O23C144 |
| 決定題名 | 蛇婿入 狩俣(共通語) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 根間千代子 |
| 話者名かな | ねまちよこ |
| 生年月日 | 19150419 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 平良市狩俣 |
| 記録日 | 19950828 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄国際大学口承研 |
| 元テープ番号 | 平良T13B01 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 伝説 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | 蛇,針糸,井戸,若水 |
| 梗概(こうがい) | 娘が知らないうちにお腹が大きくなってきた。親が理由を尋ねると、娘は、「夢みたいに夜になると男の人が自分の側に来て寝る」と言った。親は、「針に通したブー(麻糸)を男のカタラズ(耳の側に垂らした髪)につけなさい」と娘に教えた。娘がそのとおりにすると、翌日糸をたどって行った。するとガマの下に水が溜まっていて、そこに白い蛇が片目に針を刺して、血を流していた。この水のところをクスヌガーという。その後、この娘は三人の女の子を産んだ。この三人の娘は蛇の子で、冬になると肌がカサカサしたらしい。旧の5月の馬の日のフツの時、この娘達は若水を浴びにこのクスヌガーに行く。この娘達の後に、この水を浴びると温泉のような臭いがする。 |
| 全体の記録時間数 | 6:33 |
| 物語の時間数 | 6:33 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | △ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |