昔、結婚は部落内の者同士でするのが当然で、多部落の者と結婚するのは嫌がられた。昔、他部落の者と結婚しようとした者がいたらしい。女の人は周りの部落の人からやっかみを受けたらしい。ある夜、女は家に何かが投げ込まれる音を聞いた。女は、<石を投げて嫌がらせをしているのだろう>と思っていたが、翌朝、戸を開けて見ると、軒先には俵が並んでいた。それは周囲からやっかみを受けている女を気の毒に思った神様が、投げ込まれた石を俵に変えたものであろう。その後、その女の人が男の人と一緒になって幸せになったのか、裕福に暮らしたのかは分からない。あの時の俵も粟か米かも分からない。
| レコード番号 | 47O233006 |
|---|---|
| CD番号 | 47O23C140 |
| 決定題名 | 多部落結婚と神の俵(共通語) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 大里武雄 |
| 話者名かな | おおざとたけお |
| 生年月日 | 19090601 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 平良市大浦 |
| 記録日 | 19950827 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄国際大学口承研 |
| 元テープ番号 | 平良T05B01 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 伝説 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | 祖父から |
| 文字化資料 | 平良市北部の民話H8卒論P142 |
| キーワード | 他部落との婚姻,神の俵 |
| 梗概(こうがい) | 昔、結婚は部落内の者同士でするのが当然で、多部落の者と結婚するのは嫌がられた。昔、他部落の者と結婚しようとした者がいたらしい。女の人は周りの部落の人からやっかみを受けたらしい。ある夜、女は家に何かが投げ込まれる音を聞いた。女は、<石を投げて嫌がらせをしているのだろう>と思っていたが、翌朝、戸を開けて見ると、軒先には俵が並んでいた。それは周囲からやっかみを受けている女を気の毒に思った神様が、投げ込まれた石を俵に変えたものであろう。その後、その女の人が男の人と一緒になって幸せになったのか、裕福に暮らしたのかは分からない。あの時の俵も粟か米かも分からない。 |
| 全体の記録時間数 | 6:50 |
| 物語の時間数 | 6:50 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | △ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |