大将犬(共通語)

概要

昔、山城はイノシシが多かった、「クボジッタイ クルチグマ」とイノシシの名前を呼んでいた、いつもあらされていた。犬をつれ、ヤリを持っていってカリをするけれど犬は全部やられてしまう。人に害を与えるけれど、なかなか退治出来なかった。ある時は、すいじをして、トーフを作り、フクロを洗いに女が行く途中、イノシシにやられて死んでしまう。それで部落の集まりでどうにかしようと思い、犬ももっているだけ集まり、カリウドも、弓やヤリを持って出かけるけれどもイノシシにやられてしまう。その時ある人が山城に一匹の犬をかくして持っている人がいると申し出があり、その家の主人はしかたなく犬を出してしまう。その犬は、イノシシの臭いをするとクルクルと回り、イノシシはおわれてつかれ切っていたので、森をうしろにして、ニラミ合いをして坐っていた。その犬は、シシの前でしっかりかまえて、目くらべをしていた、その内に、カリウドがうしろにまわり、一声どなるとイノシシはうしろをふりかえり、その間にクロ犬がシシの首にくいつき生け捕りにした。そのあとその犬は山城クロ犬(イナー)とよばれるようになった。

再生時間:3:07

民話詳細DATA

レコード番号 47O413028
CD番号 47O41C121
決定題名 大将犬(共通語)
話者がつけた題名
話者名 山城真義
話者名かな やましろしんぎ
生年月日 19051203
性別
出身地 石川市山城
記録日 19820803
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 石川市T36B08
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 伝説
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード イノシシ,一匹の犬,は山城クロ犬
梗概(こうがい) 昔、山城はイノシシが多かった、「クボジッタイ クルチグマ」とイノシシの名前を呼んでいた、いつもあらされていた。犬をつれ、ヤリを持っていってカリをするけれど犬は全部やられてしまう。人に害を与えるけれど、なかなか退治出来なかった。ある時は、すいじをして、トーフを作り、フクロを洗いに女が行く途中、イノシシにやられて死んでしまう。それで部落の集まりでどうにかしようと思い、犬ももっているだけ集まり、カリウドも、弓やヤリを持って出かけるけれどもイノシシにやられてしまう。その時ある人が山城に一匹の犬をかくして持っている人がいると申し出があり、その家の主人はしかたなく犬を出してしまう。その犬は、イノシシの臭いをするとクルクルと回り、イノシシはおわれてつかれ切っていたので、森をうしろにして、ニラミ合いをして坐っていた。その犬は、シシの前でしっかりかまえて、目くらべをしていた、その内に、カリウドがうしろにまわり、一声どなるとイノシシはうしろをふりかえり、その間にクロ犬がシシの首にくいつき生け捕りにした。そのあとその犬は山城クロ犬(イナー)とよばれるようになった。
全体の記録時間数 3:14
物語の時間数 3:07
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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