火玉の話(共通語)

概要

これねえ、昔の話ですがね。部落にね、非常に綺麗な女の人がきたそうです。それで、不思議だなあと思っていたらねえ、道を帰る後ろを見たらねえ、頭の後ろの髪の方がねえ、赤く光っていたそうです。それで、その晩その晩ね、部落内で火事が起こったって。その火事の最中にね、火玉がね、天の方へ空高く飛んで行ったそうです。それでねえ、「ああ、あの女の人は、火玉を持ってきたんだなあ。」と。それでもねえ、火事というものはねえ、火玉(ひだま)だけでは火事は起こらない。火(ひ)の気(け)があって、火玉 (ひだま)といっしょになって火事は起こるんだから、火の用心をしなければいけない。気(きー)つけなあいかん。何でもね、なべでもつぼでも、そういう道具はね、必ずふたをしておきなさい。ほんで火玉はね、そういう不始末なところにかくれていて、普通の人間がねえ、火の用心が悪かったら火玉といっしょになって火事は起こるんだから、用心しなさいという話だったです。

再生時間:1:37

民話詳細DATA

レコード番号 47O412995
CD番号 47O41C120
決定題名 火玉の話(共通語)
話者がつけた題名
話者名 山城盛松
話者名かな やましろもりまつ
生年月日 19070210
性別
出身地 石川市山城
記録日 19820803
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 石川市T35B20
元テープ管理者 沖縄口承文芸学術調査団
分類 伝説
発句(ほっく)
伝承事情 お母さんから聞いた。
文字化資料 いしかわの民話伝説編P267
キーワード 綺麗な女,後ろの髪,赤い,火事,火玉,火の用心
梗概(こうがい) これねえ、昔の話ですがね。部落にね、非常に綺麗な女の人がきたそうです。それで、不思議だなあと思っていたらねえ、道を帰る後ろを見たらねえ、頭の後ろの髪の方がねえ、赤く光っていたそうです。それで、その晩その晩ね、部落内で火事が起こったって。その火事の最中にね、火玉がね、天の方へ空高く飛んで行ったそうです。それでねえ、「ああ、あの女の人は、火玉を持ってきたんだなあ。」と。それでもねえ、火事というものはねえ、火玉(ひだま)だけでは火事は起こらない。火(ひ)の気(け)があって、火玉 (ひだま)といっしょになって火事は起こるんだから、火の用心をしなければいけない。気(きー)つけなあいかん。何でもね、なべでもつぼでも、そういう道具はね、必ずふたをしておきなさい。ほんで火玉はね、そういう不始末なところにかくれていて、普通の人間がねえ、火の用心が悪かったら火玉といっしょになって火事は起こるんだから、用心しなさいという話だったです。
全体の記録時間数 1:44
物語の時間数 1:37
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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