ある時のことだが。そこの家は、もう大変貧乏な家だったので、主人がキジムナーと友だちになったらしいねえ。友だちになると、主人は、キジムナーに毎日起されて、毎日魚取りに行った。すると、キジムナーが毎日魚をたくさん取ってくれるので、そこの主人は、もう大層、大金持ちになり、家も大きく、クワランクワラン豪華に造った。金持ちになってからもそこの主人はね、キジムナーが魚取りに行こうと行って、毎日起こしにくるでしょう。起こしにくるものだから、いやになり、それに自分はもうもうかっているので、「ああ、もう行かん。毎日こいつに夜更ふかしさせられて。こいつの家は燃やしてやろう。」といって、キジムナーの家を、そこの主人が燃やしてしまった。その主人は、キジムナーの家を燃やさなければよかったのに、燃やしてしまったので、その家は、またもと通りの貧乏になったという話。
| レコード番号 | 47O412883 |
|---|---|
| CD番号 | 47O41C115 |
| 決定題名 | キジムナー金持ち(シマグチ) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 伊波利子 |
| 話者名かな | いはとしこ |
| 生年月日 | 19301024 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 石川市伊波 |
| 記録日 | 19820803 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 石川市T31A04 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 伝説 |
| 発句(ほっく) | あるときよー |
| 伝承事情 | お年寄りから小さい時に聞いた。 |
| 文字化資料 | いしかわの民話伝説編P159 |
| キーワード | 貧乏な家,キジムナーと友だち,魚取り,大金持ち,家を燃やした |
| 梗概(こうがい) | ある時のことだが。そこの家は、もう大変貧乏な家だったので、主人がキジムナーと友だちになったらしいねえ。友だちになると、主人は、キジムナーに毎日起されて、毎日魚取りに行った。すると、キジムナーが毎日魚をたくさん取ってくれるので、そこの主人は、もう大層、大金持ちになり、家も大きく、クワランクワラン豪華に造った。金持ちになってからもそこの主人はね、キジムナーが魚取りに行こうと行って、毎日起こしにくるでしょう。起こしにくるものだから、いやになり、それに自分はもうもうかっているので、「ああ、もう行かん。毎日こいつに夜更ふかしさせられて。こいつの家は燃やしてやろう。」といって、キジムナーの家を、そこの主人が燃やしてしまった。その主人は、キジムナーの家を燃やさなければよかったのに、燃やしてしまったので、その家は、またもと通りの貧乏になったという話。 |
| 全体の記録時間数 | 1:36 |
| 物語の時間数 | 1:26 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | △ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |