子供較べ(共通語混)

概要

私の夫がね、私の夫がアルゼンチンに行っていたとき、ある所に三人ずつ女を産んでいる人と男を産んでいる人がいたって。男を産んでいる人は、女を産んでいる人をとても馬鹿にしよったそうだ。それで、「それなら出かて儲けに行ってみよう。儲けて帰るときはここの十字路で待ち合わせをしよう。」とと言って出かけた。そうしたら男を産んでいる人は、儲けてこなかったからね、もう昔の地下足袋をはいて待ち合わせの場所で待っていたら、その女を産んでいる人は、大層儲けて馬に乗って着飾って来ているからね。そこで待っていた男を産んだ人は、「どうしたんだ、貴方たちは、ヘえ、ほんとに貴方たちなのか。」と言うと、「私達だよ。」と答えたから、「・ハッサミヨー。」と言って驚いているわけね。そうして、家に帰って行ったら、女を産んでいる人は、大層儲けて来ているから、村をあげてのお祝いになってね。そうしたら、あの男を産んでいる人は驚いて、「ああ、女を産んでいるからと言って差別したが、女を産んでいる人を馬鹿にするものではないなあ。」と。そんな話から、もう私達も始めは女を産んでいったからね、私の夫からそんな昔話をいつも聞かされてね。もうここは難儀ばかりして、働いてきたから夫婦で何も話をすることもなくてね、働いた後は寝てしまったが、少しはお父さんが話をしたのを覚えている。

再生時間:2:02

民話詳細DATA

レコード番号 47O412880
CD番号 47O41C115
決定題名 子供較べ(共通語混)
話者がつけた題名
話者名 伊波マス
話者名かな いはます
生年月日 18940505
性別
出身地 石川市伊波
記録日 19820803
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 石川市T31A01
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 民俗
発句(ほっく)
伝承事情 夫から聞いた。
文字化資料 いしかわの民話昔話P229
キーワード 女,男,差別
梗概(こうがい) 私の夫がね、私の夫がアルゼンチンに行っていたとき、ある所に三人ずつ女を産んでいる人と男を産んでいる人がいたって。男を産んでいる人は、女を産んでいる人をとても馬鹿にしよったそうだ。それで、「それなら出かて儲けに行ってみよう。儲けて帰るときはここの十字路で待ち合わせをしよう。」とと言って出かけた。そうしたら男を産んでいる人は、儲けてこなかったからね、もう昔の地下足袋をはいて待ち合わせの場所で待っていたら、その女を産んでいる人は、大層儲けて馬に乗って着飾って来ているからね。そこで待っていた男を産んだ人は、「どうしたんだ、貴方たちは、ヘえ、ほんとに貴方たちなのか。」と言うと、「私達だよ。」と答えたから、「・ハッサミヨー。」と言って驚いているわけね。そうして、家に帰って行ったら、女を産んでいる人は、大層儲けて来ているから、村をあげてのお祝いになってね。そうしたら、あの男を産んでいる人は驚いて、「ああ、女を産んでいるからと言って差別したが、女を産んでいる人を馬鹿にするものではないなあ。」と。そんな話から、もう私達も始めは女を産んでいったからね、私の夫からそんな昔話をいつも聞かされてね。もうここは難儀ばかりして、働いてきたから夫婦で何も話をすることもなくてね、働いた後は寝てしまったが、少しはお父さんが話をしたのを覚えている。
全体の記録時間数 2:30
物語の時間数 2:02
言語識別 混在
音源の質
テープ番号
予備項目1

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