御主は槍の名人だった。ある日、運玉義留と油喰坊主がその家の金の枕を盗もうと計略した。夜中、油喰は豆を持って屋根の上に登り、庭のクバの木に、その豆をとんとん投げつけた。すると、門番はその音を聞いて、「大雨だ」といって、油断して居睡した。そこへ、今だといって、運玉義留が現れ、門番が持っていたチヂをウーバーラと取り換えて持たせた。それから運玉義留は家の中に忍び込んで、金の枕をしている主人の耳に水を垂らした。主人が飛び起きて来たので、そのすきに枕を取って逃げようとすると、そこの主人の槍が運玉義留の腿に刺さった。運玉はわざと「もう少しで命中したのに」と言ったので、主人は槍を抜いた。そうして運玉は金の枕を持って逃げた。2人は「我々は似た者どうしだな」と言って笑った。仲が良かった。
| レコード番号 | 47O412804 |
|---|---|
| CD番号 | 47O41C112 |
| 決定題名 | 運玉義留 金の枕(シマグチ) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 根路銘安喜 |
| 話者名かな | ねろめあんき |
| 生年月日 | 18980622 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 石川市東恩納 |
| 記録日 | 19820804 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 石川市T28A04 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 伝説 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | 御主,槍の名人,運玉義留,油喰坊主,金の枕,豆,屋根の上,庭のクバの木,門番,大雨 |
| 梗概(こうがい) | 御主は槍の名人だった。ある日、運玉義留と油喰坊主がその家の金の枕を盗もうと計略した。夜中、油喰は豆を持って屋根の上に登り、庭のクバの木に、その豆をとんとん投げつけた。すると、門番はその音を聞いて、「大雨だ」といって、油断して居睡した。そこへ、今だといって、運玉義留が現れ、門番が持っていたチヂをウーバーラと取り換えて持たせた。それから運玉義留は家の中に忍び込んで、金の枕をしている主人の耳に水を垂らした。主人が飛び起きて来たので、そのすきに枕を取って逃げようとすると、そこの主人の槍が運玉義留の腿に刺さった。運玉はわざと「もう少しで命中したのに」と言ったので、主人は槍を抜いた。そうして運玉は金の枕を持って逃げた。2人は「我々は似た者どうしだな」と言って笑った。仲が良かった。 |
| 全体の記録時間数 | 3:11 |
| 物語の時間数 | 3:04 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | △ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |