勝連バーマと平良宇栄原のチンナミーという有名な子供が、二人で知恵の勝負して、勝連バーマが、チンナミーに、「親達は。」と聞くとチンナミーは、「冬青草、夏枯れ草を刈りに。」と言うので、勝連バーマは、「冬青草、夏枯れ草。そんなものがあるものか、冬は草は枯れるから、冬に青くなるというのは道理に合わない。」と、「あるんだもの。」「それは何だ。」「米は苗代に冬まくだろう。これは冬は青々としているだろう。そして夏になって枯れる。だからこれだよ。」と言ったので、「ああそうか、これは負けたな。」と言った。そして、勝連バーマはまた鶏を持って行って、ある家の門の前で、鶏を家の中の方に向かわせて置いたわけさ。「お前は、この鳥を追い払ったらどこに逃げると思うか。」とチンナミーに言うと、チンナミーは「ああ、これは中の方には逃げない。私は外の方に逃げると思う。」と言うから、勝連バーマは、「ええそんなことはない、鳥は中の方に入るさ。」と言っていたら、鶏は外に飛び出してしまって、これもこのチンナミーに負けたという話だった。
| レコード番号 | 47O412802 |
|---|---|
| CD番号 | 47O41C112 |
| 決定題名 | 勝連バーマ(シマグチ) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 根路銘安喜 |
| 話者名かな | ねろめあんき |
| 生年月日 | 18980622 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 石川市東恩納 |
| 記録日 | 19820804 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 石川市T28A02 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 笑話 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | いしかわの民話昔話編P178 |
| キーワード | 勝連バーマ,平良宇栄原のチンナミー,知恵の勝負,親達,冬青草,夏枯れ草,家の門の前,鶏を |
| 梗概(こうがい) | 勝連バーマと平良宇栄原のチンナミーという有名な子供が、二人で知恵の勝負して、勝連バーマが、チンナミーに、「親達は。」と聞くとチンナミーは、「冬青草、夏枯れ草を刈りに。」と言うので、勝連バーマは、「冬青草、夏枯れ草。そんなものがあるものか、冬は草は枯れるから、冬に青くなるというのは道理に合わない。」と、「あるんだもの。」「それは何だ。」「米は苗代に冬まくだろう。これは冬は青々としているだろう。そして夏になって枯れる。だからこれだよ。」と言ったので、「ああそうか、これは負けたな。」と言った。そして、勝連バーマはまた鶏を持って行って、ある家の門の前で、鶏を家の中の方に向かわせて置いたわけさ。「お前は、この鳥を追い払ったらどこに逃げると思うか。」とチンナミーに言うと、チンナミーは「ああ、これは中の方には逃げない。私は外の方に逃げると思う。」と言うから、勝連バーマは、「ええそんなことはない、鳥は中の方に入るさ。」と言っていたら、鶏は外に飛び出してしまって、これもこのチンナミーに負けたという話だった。 |
| 全体の記録時間数 | 2:04 |
| 物語の時間数 | 1:57 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | △ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |