吉屋チルー(共通語混)

概要

吉屋チルーは大宜味に生まれ、そして名護で育ち、辻に売られて行く時に比謝橋で歌を歌った。売られて後、里帰りの時に雨が降ってどこで宿を取ろうかと迷っていると、ほんの少しランプの火が見えたので、そこに行って泊ることにした。そこはお爺さん1人暮らしで何もないので、「男ヤグサミヌチチャヌヌカミスルヤシガ ナントゥンストゥムティナミティタボリ」と歌ったので、このお爺さんはできると思って、私はどこそこの尾類なので、尋ねて来て下さいと言った。お爺さんは芋と鶏を持って吉屋チルーに会いに行くと、2階から見ていたチルーが「罪ねん鳥に縄かきてぃぬすが」というと、お爺さんが「トゥチ知らん鳥や罪やあらん」と歌った。またたくさんの侍が来たが、歌を返せない人は客に取らずに断っていた。1人の侍が百姓に化けて頬かむりをして歌を返したのでチルーが「これは私の客だ」といった。他の客は百姓を客に取るとはとバカにしたので、百姓は頬かむりを取り、着物を取ると立派な侍になり、みんなびっくりした。また、尾類アンマーがニンブチャーから大金を取って無理矢理にチルーの客にしたので、吉屋チルーは死んでしまった。尾類アンマーが墓参りに行って、「一万銭にふりてぃ二万銭捨てぃてぃ吉屋チルーや命までぃ」と歌を詠んだ。また城の名前を何にしようかと悩んでいると、吉屋チルーの骨が「アシビウチャガイル御茶御殿」と歌ったので、御茶屋御殿と名がついた。

再生時間:4:36

民話詳細DATA

レコード番号 47O412794
CD番号 47O41C111
決定題名 吉屋チルー(共通語混)
話者がつけた題名
話者名 渡久地苗
話者名かな とぐちなえ
生年月日 19150510
性別
出身地 今帰仁村
記録日 19820802
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 石川市T27B12
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 伝説
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード 吉屋チルー,大宜味,名護,辻,比謝橋,歌,お爺さん,芋と鶏,侍,尾類アンマー,ニンブチャー,死んだ,御茶御殿
梗概(こうがい) 吉屋チルーは大宜味に生まれ、そして名護で育ち、辻に売られて行く時に比謝橋で歌を歌った。売られて後、里帰りの時に雨が降ってどこで宿を取ろうかと迷っていると、ほんの少しランプの火が見えたので、そこに行って泊ることにした。そこはお爺さん1人暮らしで何もないので、「男ヤグサミヌチチャヌヌカミスルヤシガ ナントゥンストゥムティナミティタボリ」と歌ったので、このお爺さんはできると思って、私はどこそこの尾類なので、尋ねて来て下さいと言った。お爺さんは芋と鶏を持って吉屋チルーに会いに行くと、2階から見ていたチルーが「罪ねん鳥に縄かきてぃぬすが」というと、お爺さんが「トゥチ知らん鳥や罪やあらん」と歌った。またたくさんの侍が来たが、歌を返せない人は客に取らずに断っていた。1人の侍が百姓に化けて頬かむりをして歌を返したのでチルーが「これは私の客だ」といった。他の客は百姓を客に取るとはとバカにしたので、百姓は頬かむりを取り、着物を取ると立派な侍になり、みんなびっくりした。また、尾類アンマーがニンブチャーから大金を取って無理矢理にチルーの客にしたので、吉屋チルーは死んでしまった。尾類アンマーが墓参りに行って、「一万銭にふりてぃ二万銭捨てぃてぃ吉屋チルーや命までぃ」と歌を詠んだ。また城の名前を何にしようかと悩んでいると、吉屋チルーの骨が「アシビウチャガイル御茶御殿」と歌ったので、御茶屋御殿と名がついた。
全体の記録時間数 4:40
物語の時間数 4:36
言語識別 混在
音源の質
テープ番号
予備項目1

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