尚巴志(シマグチ)

概要

尚巴志は身体は小さかったが賢かったので、沖縄の王になった。南山にはあまり知恵のない他魯毎という王がいた。南山には井戸があったので、尚巴志はその井戸を黄金3000で売ってくれと言うと。他魯毎は黄金欲しさに売ってしまった。尚巴志は立札に、「この井戸は買ったのだから、字龍に水を飲んではいけない」と書いた。自分達の王は住民を苦しめるから、その王の力になってはいけないということになった。それで他魯毎は尚巴志との戦いに負けてしまった。城の明け渡しの時に黄金もみな取られてしまった。北山には本部大原といって武士がいたが、知恵が浅かった。北山城には厳重なので、考えた尚巴志は使いの者に黄金3000を持たせて、「おまえのような大武士はこのような所に使わせてはいけない首里の味方になって戦の大将になってくれるなら内金をこれだけ渡すから、後の褒美にはどんなにたくさんになるか分らないよ」と言わせると、本部大原は味方になることにした。本部大原は戦の途中に北山城に戻り、湧川按司に「あなたが戦に出ないと敵に卑怯といわれるから私と交替して下さい」と城外に出してから、按司に「あなたは沖縄の人を苦しめているから人民が喜ばない。私は貴方と敵ですよ」と言い、二人は戦った。本部大原は知恵がなく黄金3000は懐に入れていた。戦っているうちにこの黄金が地面に落ちてしまったので、これを取ろうとして湧川按司に殺されてしまった。湧川按司が家に帰ってみると家は焼かれて妻子は殺されていた。城の中にある守神としての霊石を2つに切ってから切腹した。北山も落ちた。

再生時間:4:19

民話詳細DATA

レコード番号 47O412699
CD番号 47O41C107
決定題名 尚巴志(シマグチ)
話者がつけた題名
話者名 萩堂盛樽
話者名かな おぎどうせいそん
生年月日 18970428
性別
出身地 石川市前原
記録日 19820802
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 石川市T24B03
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 伝説
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード 尚巴志,沖縄の王,南山,他魯毎,井戸,北山,本部大原,首里の味方,湧川按司
梗概(こうがい) 尚巴志は身体は小さかったが賢かったので、沖縄の王になった。南山にはあまり知恵のない他魯毎という王がいた。南山には井戸があったので、尚巴志はその井戸を黄金3000で売ってくれと言うと。他魯毎は黄金欲しさに売ってしまった。尚巴志は立札に、「この井戸は買ったのだから、字龍に水を飲んではいけない」と書いた。自分達の王は住民を苦しめるから、その王の力になってはいけないということになった。それで他魯毎は尚巴志との戦いに負けてしまった。城の明け渡しの時に黄金もみな取られてしまった。北山には本部大原といって武士がいたが、知恵が浅かった。北山城には厳重なので、考えた尚巴志は使いの者に黄金3000を持たせて、「おまえのような大武士はこのような所に使わせてはいけない首里の味方になって戦の大将になってくれるなら内金をこれだけ渡すから、後の褒美にはどんなにたくさんになるか分らないよ」と言わせると、本部大原は味方になることにした。本部大原は戦の途中に北山城に戻り、湧川按司に「あなたが戦に出ないと敵に卑怯といわれるから私と交替して下さい」と城外に出してから、按司に「あなたは沖縄の人を苦しめているから人民が喜ばない。私は貴方と敵ですよ」と言い、二人は戦った。本部大原は知恵がなく黄金3000は懐に入れていた。戦っているうちにこの黄金が地面に落ちてしまったので、これを取ろうとして湧川按司に殺されてしまった。湧川按司が家に帰ってみると家は焼かれて妻子は殺されていた。城の中にある守神としての霊石を2つに切ってから切腹した。北山も落ちた。
全体の記録時間数 4:25
物語の時間数 4:19
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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