婆いるか(共通語)

概要

とても仲の良い夫婦がいた。それで誰が先に死んでも家の中に葬ることにしましょうねと話し合った。それで先に奥さんが亡くなったので、話した通りに家の裏座に葬って、毎日旦那さんに「いるか」と尋ねた。そして、「はい、いるよ」と答えた。塩売りが来て、「塩を買いませんか」と言った。「あっ、買いますよ」と言って、その旦那さんが「はい、買いますよ。買いますけどお金がないので、余所へ行って借りて来るから。そこに病人がいますから、その病人が『いるか』と聞いたら、『いるよ』と答えなさい」と言って、金を借りに行った。塩売りが座っていると、「いるか」と聞いたので「はい、いるよ」と答えた。しかし、何度も同じことを聞くので、あとは呆れて「いないですよ」と答えた。すると、死人がガラガラと棺の中から出て、塩売りは自分の売り物の塩を取って撒いた。それから(幽霊は)出なくなった。塩は「カリ―のマース」と言った。

再生時間:3:01

民話詳細DATA

レコード番号 47O412647
CD番号 47O41C105
決定題名 婆いるか(共通語)
話者がつけた題名
話者名 平川ツル
話者名かな ひらかわつる
生年月日 19041103
性別
出身地 石川市前原
記録日 19820802
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 石川市T23A02
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 本格昔話
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料 いしかわの民話昔話編P293
キーワード 仲の良い夫婦,妻が亡くなった,塩売り
梗概(こうがい) とても仲の良い夫婦がいた。それで誰が先に死んでも家の中に葬ることにしましょうねと話し合った。それで先に奥さんが亡くなったので、話した通りに家の裏座に葬って、毎日旦那さんに「いるか」と尋ねた。そして、「はい、いるよ」と答えた。塩売りが来て、「塩を買いませんか」と言った。「あっ、買いますよ」と言って、その旦那さんが「はい、買いますよ。買いますけどお金がないので、余所へ行って借りて来るから。そこに病人がいますから、その病人が『いるか』と聞いたら、『いるよ』と答えなさい」と言って、金を借りに行った。塩売りが座っていると、「いるか」と聞いたので「はい、いるよ」と答えた。しかし、何度も同じことを聞くので、あとは呆れて「いないですよ」と答えた。すると、死人がガラガラと棺の中から出て、塩売りは自分の売り物の塩を取って撒いた。それから(幽霊は)出なくなった。塩は「カリ―のマース」と言った。
全体の記録時間数 3:06
物語の時間数 3:01
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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