子供が生まれるとンブイ米を炊いて家族で食べた。ンブイ目―を炊く時には鍋からあふれないように注意した。そのわけは、赤ちゃんがミルクを飲んだり、御飯を食べたりする時に、口からこぼしたりするためである。そしてンブイ目―の次にはンバギ―メーといって、大鍋にいっぱい炊いて、隣近所に分けた。その日に名付けをやり、その家の先祖の名前を付けた。米でクジを引き、偶数が出たらその名を付け、奇数が出ると、偶数が出るまで他の名前をクジで選ぶ。その後、祖母が赤ちゃんを抱き、カカン(女性の下着)を肩にかけて、庭にはミージョーキーを小さな竹で支え、その下にヘラを置き、側にシプグサーを置き、藁の中に火玉を入れて煙を出させる。祖母は赤ちゃんを抱き、最初に便所(フール)の神に拝み、次に台所でンバギ-を杓文字で三回つつき、その次のンバギ―を炊いた鍋の煤を赤ちゃんの額に付け、それから庭に出てミージョーキーを桑の枝で作った弓で突き倒し、藁火を弓で踏み、それから東の方を向いて太陽を拝み、その後、仏壇の前に赤ちゃんを寝かせ、産井戸から汲んで来た水を額に付け、それからバッタ三匹を、知恵者になれといって飛ばし、桑の枝の弓は戸口に掛けておいた。それから和名は小学校入学時につけた。
| レコード番号 | 47O412629 |
|---|---|
| CD番号 | 47O41C105 |
| 決定題名 | 名付けの式(共通語) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 山城ミネ |
| 話者名かな | やましろみね |
| 生年月日 | 19110815 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 石川市東恩納 |
| 記録日 | 19820802 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 石川市T22A01 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 民俗 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | 子供,ンブイ米,鍋,ンバギ―メー,名付け,先祖の名前,米でクジ,カカン,ミージョーキー,ヘラ,シプグサー,便所の神,鍋の煤,弓,太陽を拝む,仏壇,産井戸,水,バッタ |
| 梗概(こうがい) | 子供が生まれるとンブイ米を炊いて家族で食べた。ンブイ目―を炊く時には鍋からあふれないように注意した。そのわけは、赤ちゃんがミルクを飲んだり、御飯を食べたりする時に、口からこぼしたりするためである。そしてンブイ目―の次にはンバギ―メーといって、大鍋にいっぱい炊いて、隣近所に分けた。その日に名付けをやり、その家の先祖の名前を付けた。米でクジを引き、偶数が出たらその名を付け、奇数が出ると、偶数が出るまで他の名前をクジで選ぶ。その後、祖母が赤ちゃんを抱き、カカン(女性の下着)を肩にかけて、庭にはミージョーキーを小さな竹で支え、その下にヘラを置き、側にシプグサーを置き、藁の中に火玉を入れて煙を出させる。祖母は赤ちゃんを抱き、最初に便所(フール)の神に拝み、次に台所でンバギ-を杓文字で三回つつき、その次のンバギ―を炊いた鍋の煤を赤ちゃんの額に付け、それから庭に出てミージョーキーを桑の枝で作った弓で突き倒し、藁火を弓で踏み、それから東の方を向いて太陽を拝み、その後、仏壇の前に赤ちゃんを寝かせ、産井戸から汲んで来た水を額に付け、それからバッタ三匹を、知恵者になれといって飛ばし、桑の枝の弓は戸口に掛けておいた。それから和名は小学校入学時につけた。 |
| 全体の記録時間数 | 4:08 |
| 物語の時間数 | 3:22 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | △ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |