モーイ親方 一日に一吹き(シマグチ)

概要

それから、その後にしだいに成長してから、大変煙草が好きになられて、一日中量も分からんくらい煙草をお吸いになり、すると、「お前はあんまりんなに煙草だけ吸う。まだ若いのに、日に二吹き吸いなさい。」と親が仰ったので、そうすると、これも、「はい。」と親には絶対に口答えはなさらない。すると、「はい。」と仰って日に二吹きでと、一日中くわえている人には寂しくてしょうがないと、自分で鍛治屋に行って半斤の煙草の葉が一度に入る煙管を注文なされて、一度に半斤を入れて、これに火を付けて煙草をお吸いになろうと二階にお登りになって、座敷で煙草半斤付けたので、大煙りがたちこめて、それでこれを外で見た人が、「伊野波の家は火事だぞう。」と言ったので、このモーイーは窓から首を出して、あざ笑っていらっしゃったと。それで、父親が、「何でこのように煙らして何のつもりか。」とお叱りになると、 「これは、お父さんがいいつけられたことでございます。一日にあまり煙草を吸いすぎるといけないから、『お前は日に二吹き吸え』と仰るので、朝と晩と二吹きずつこんなに吸っております。」と仰ると、それで、「もう仕方ない。もうこれからは、そういうことはしないで、もっと少なくしなさいよ。」と言うから、また、「はい。」と言って、元の煙管で煙草を吸うことになられたそうだ。

再生時間:2:00

民話詳細DATA

レコード番号 47O412611
CD番号 47O41C104
決定題名 モーイ親方 一日に一吹き(シマグチ)
話者がつけた題名
話者名 町田キヨ
話者名かな まちだきよ
生年月日 19060908
性別
出身地 石川市東恩納
記録日 19820802
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 石川市T21A06
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 笑話
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード 大変煙草が好き,日に二吹き,鍛治屋,一度に半斤を,モーイー,
梗概(こうがい) それから、その後にしだいに成長してから、大変煙草が好きになられて、一日中量も分からんくらい煙草をお吸いになり、すると、「お前はあんまりんなに煙草だけ吸う。まだ若いのに、日に二吹き吸いなさい。」と親が仰ったので、そうすると、これも、「はい。」と親には絶対に口答えはなさらない。すると、「はい。」と仰って日に二吹きでと、一日中くわえている人には寂しくてしょうがないと、自分で鍛治屋に行って半斤の煙草の葉が一度に入る煙管を注文なされて、一度に半斤を入れて、これに火を付けて煙草をお吸いになろうと二階にお登りになって、座敷で煙草半斤付けたので、大煙りがたちこめて、それでこれを外で見た人が、「伊野波の家は火事だぞう。」と言ったので、このモーイーは窓から首を出して、あざ笑っていらっしゃったと。それで、父親が、「何でこのように煙らして何のつもりか。」とお叱りになると、 「これは、お父さんがいいつけられたことでございます。一日にあまり煙草を吸いすぎるといけないから、『お前は日に二吹き吸え』と仰るので、朝と晩と二吹きずつこんなに吸っております。」と仰ると、それで、「もう仕方ない。もうこれからは、そういうことはしないで、もっと少なくしなさいよ。」と言うから、また、「はい。」と言って、元の煙管で煙草を吸うことになられたそうだ。
全体の記録時間数 2:00
物語の時間数 2:00
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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