一味ちがう(共通語)

概要

これはね、妻がですね、夫が尾類(じゅり)買いに行くときに、夫はね、「僕は尾類ぬ家(やー)に行ってもね、酒飲みに行くんであって、性的行為するのじゃないよう。」と言うたそうですよ。「それじゃあ本当ですか。」ったら、「本当よ、なにも尾類は買わんよ。酒だけ飲むんだよう。」と言ったら、妻がですね、「じゃあ、それが本当であるかどうか調べようねえ。」と言うわけでね、その男のチンポにね、メリケン粉を溶かしてですねえ、塗ったというんですよ。そしたら、これがはげてなければね、やってない証処、これがはげておったらね、やったということになるわけですよね。そうしたもんだから夫はですね、メリケン粉をつけてあるもんだからね、これがはげておったらもうやったと言われるから、尾類小(じゅりぐゎー)にですね、「今日はもうえらいことになったなあ。僕はもう今日はできないよう。妻にそういうふうにされておるから、しないよう。」って言ったらですねえ、尾類小(じゅりぐゎー)が、「そのくらいは出来るよう。」と言うわけでね、やってからまた尾類小がまたメリケン粉つけたそうですよ。メリケン粉はつけてやって、家に行ってねえ、もうやらなかったふりしてですねえ、妻の方に威張って、「僕は今日はやらなかったよう。」と話しておったそうですよう。ところがね、尾類(じゅり)が塗ったのをなめてみたわけさ。妻がいうにはね、「やってある。」と言うわけでですね、「どうして分かるか。」と言ったらね、妻が塗ったメリケン粉はですね、塩を入れてあったそうですよ。ところが、尾類が塗ったものはね、普通のメリケン粉で塗ってあったから、塩辛くないわけ。だからね、「私が塗ったものは塩水にあわしてあったんだから塩辛いけど、これをなめてみたらね、塩辛くないから、これはにせだ。」と言うわけでですね、ばれたというんですよ。

再生時間:2:40

民話詳細DATA

レコード番号 47O412568
CD番号 47O41C102
決定題名 一味ちがう(共通語)
話者がつけた題名
話者名 比嘉喜八
話者名かな ひがきはち
生年月日 19090821
性別
出身地 石川市東恩納
記録日 19820613
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 石川市T18A08
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 笑話
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料 いしかわの民話昔話編P340
キーワード 妻,夫,尾類,酒飲み,性的行為,メリケン粉,塩
梗概(こうがい) これはね、妻がですね、夫が尾類(じゅり)買いに行くときに、夫はね、「僕は尾類ぬ家(やー)に行ってもね、酒飲みに行くんであって、性的行為するのじゃないよう。」と言うたそうですよ。「それじゃあ本当ですか。」ったら、「本当よ、なにも尾類は買わんよ。酒だけ飲むんだよう。」と言ったら、妻がですね、「じゃあ、それが本当であるかどうか調べようねえ。」と言うわけでね、その男のチンポにね、メリケン粉を溶かしてですねえ、塗ったというんですよ。そしたら、これがはげてなければね、やってない証処、これがはげておったらね、やったということになるわけですよね。そうしたもんだから夫はですね、メリケン粉をつけてあるもんだからね、これがはげておったらもうやったと言われるから、尾類小(じゅりぐゎー)にですね、「今日はもうえらいことになったなあ。僕はもう今日はできないよう。妻にそういうふうにされておるから、しないよう。」って言ったらですねえ、尾類小(じゅりぐゎー)が、「そのくらいは出来るよう。」と言うわけでね、やってからまた尾類小がまたメリケン粉つけたそうですよ。メリケン粉はつけてやって、家に行ってねえ、もうやらなかったふりしてですねえ、妻の方に威張って、「僕は今日はやらなかったよう。」と話しておったそうですよう。ところがね、尾類(じゅり)が塗ったのをなめてみたわけさ。妻がいうにはね、「やってある。」と言うわけでですね、「どうして分かるか。」と言ったらね、妻が塗ったメリケン粉はですね、塩を入れてあったそうですよ。ところが、尾類が塗ったものはね、普通のメリケン粉で塗ってあったから、塩辛くないわけ。だからね、「私が塗ったものは塩水にあわしてあったんだから塩辛いけど、これをなめてみたらね、塩辛くないから、これはにせだ。」と言うわけでですね、ばれたというんですよ。
全体の記録時間数 3:26
物語の時間数 2:40
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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