十二支由来(共通語)

概要

一年中には、毎月、毎月、子、丑、寅の十二支があるでしょう。どうして猫はね、それに入っていなくて、鼠を取って食うか知らないでしょう。それはね、「子、丑、寅を決めるから来なさいよ。皆集まりなさいよ。」と神様が言ったのでね、動物たちは皆、集まって行ったようだよ。だけど猫は十二支になくて、同じネーでも一番先は鼠さあね。それの次は牛さあね。それは鼠は小さいから牛の額の角のところかあるいは爪先だったかな、そこははっきり分からないが、そこに捕まって行って、その神様の門の前に来ると、この鼠は牛から飛び降りて、一番前になったわけさあ。だけど、牛から数えて猫は十二番目。猫は一番後ろだったわけさ。猫は自分までは入ると思いゆうゆうとしていたんじゃないかね。ところが、そこの門に入ると鼠が牛から飛び降りて一番先になったから、鼠、牛、虎、兎、竜、蛇、馬、羊、猿、鶏、犬、猪というが、猪の次はもちろん猫は自分も入っていると思ったが、鼠に先取りされたもんだから、「こいつも入ったのか、鼠がいなかったら私も入っていたのに。」それから腹を立て、猫は鼠を取って喰うようになったそうだ。

再生時間:1:38

民話詳細DATA

レコード番号 47O412454
CD番号 47O41C096
決定題名 十二支由来(共通語)
話者がつけた題名
話者名 伊波幸重
話者名かな いはこうじゅう
生年月日 19200310
性別
出身地 石川市石川
記録日 19820613
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 石川市T12A06
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 動物昔話
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料 いしかわの民話昔話編P159
キーワード 十二支,猫,鼠,神様
梗概(こうがい) 一年中には、毎月、毎月、子、丑、寅の十二支があるでしょう。どうして猫はね、それに入っていなくて、鼠を取って食うか知らないでしょう。それはね、「子、丑、寅を決めるから来なさいよ。皆集まりなさいよ。」と神様が言ったのでね、動物たちは皆、集まって行ったようだよ。だけど猫は十二支になくて、同じネーでも一番先は鼠さあね。それの次は牛さあね。それは鼠は小さいから牛の額の角のところかあるいは爪先だったかな、そこははっきり分からないが、そこに捕まって行って、その神様の門の前に来ると、この鼠は牛から飛び降りて、一番前になったわけさあ。だけど、牛から数えて猫は十二番目。猫は一番後ろだったわけさ。猫は自分までは入ると思いゆうゆうとしていたんじゃないかね。ところが、そこの門に入ると鼠が牛から飛び降りて一番先になったから、鼠、牛、虎、兎、竜、蛇、馬、羊、猿、鶏、犬、猪というが、猪の次はもちろん猫は自分も入っていると思ったが、鼠に先取りされたもんだから、「こいつも入ったのか、鼠がいなかったら私も入っていたのに。」それから腹を立て、猫は鼠を取って喰うようになったそうだ。
全体の記録時間数 1:45
物語の時間数 1:38
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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