キジムナーの魚取り(シマグチ)

概要

ある日、ある人が、海に魚取りに行って、毎晩行くたびに人よりも多く取ってきた。人の倍も、三倍も取ってきた。それで、友だちが、「お前は、どうして魚を取ってるんだ。こんなにたくさんとれるのか。」と聞いたので、「私には一番仲のいい友だちがいて、その友だちが取ってきてくれるんだよ。」といった。その友だちは、「そんなら、私も連れていってくれんか。」といった。「ああ、いいよ。」といって、友だちを海に連れていった。そして、海に行って、「それじゃあな、今日は、私はあいつと行かないから、かわりにお前が行けよ。」といって、自分は、浜に待っていて、友だちだけを仲のいいキジムナーといっしょに行かせた。キジムナーは、その友だちをおんぶして沖に出て行った。友だちに、「お前な、どんなことがあっても、海の上では屁をするなよ。」と、いわれていたんだが、屁がしたくなって、もうがまんできる限りがまんしたんだが、とうとうがまんできなくなって、屁をプーと出してしまった。そしたら、海に放り出されてしまった。魚をたくさん取りに行ったんだが、おぼれそうになって、泳いで浜に上がってきたって。それで、それから後は、またいつもの仲のいい人が行って、たくさん魚を取ってきて、そして、友だちにも食べさせたという話。この話はこれだけです。

再生時間:2:14

民話詳細DATA

レコード番号 47O412422
CD番号 47O41C094
決定題名 キジムナーの魚取り(シマグチ)
話者がつけた題名
話者名 町田キヨ
話者名かな まちだきよ
生年月日 19060808
性別
出身地 石川市東恩納
記録日 19820613
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 石川市T10A12
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 伝説
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料 石川の民話伝説編P346
キーワード 魚取り,友だち,キジムナー,屁
梗概(こうがい) ある日、ある人が、海に魚取りに行って、毎晩行くたびに人よりも多く取ってきた。人の倍も、三倍も取ってきた。それで、友だちが、「お前は、どうして魚を取ってるんだ。こんなにたくさんとれるのか。」と聞いたので、「私には一番仲のいい友だちがいて、その友だちが取ってきてくれるんだよ。」といった。その友だちは、「そんなら、私も連れていってくれんか。」といった。「ああ、いいよ。」といって、友だちを海に連れていった。そして、海に行って、「それじゃあな、今日は、私はあいつと行かないから、かわりにお前が行けよ。」といって、自分は、浜に待っていて、友だちだけを仲のいいキジムナーといっしょに行かせた。キジムナーは、その友だちをおんぶして沖に出て行った。友だちに、「お前な、どんなことがあっても、海の上では屁をするなよ。」と、いわれていたんだが、屁がしたくなって、もうがまんできる限りがまんしたんだが、とうとうがまんできなくなって、屁をプーと出してしまった。そしたら、海に放り出されてしまった。魚をたくさん取りに行ったんだが、おぼれそうになって、泳いで浜に上がってきたって。それで、それから後は、またいつもの仲のいい人が行って、たくさん魚を取ってきて、そして、友だちにも食べさせたという話。この話はこれだけです。
全体の記録時間数 2:26
物語の時間数 2:14
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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