渡嘉敷ペーク(シマグチ混)

概要

ペークーが貧乏なもんだから、殿様が、「ペークー、明日は馬を持って来なさい。米を一俵与えるから貰いに来なさい。」と言うと、「ありがとうございます。」と、ペークーは、あくる日は馬に鞍をつけてお城まで行った。殿様が自分の家来に、「米一俵持たしてあげなさい。」と、一俵持ってきたら、そのペークーは鞍の左の方にくくりつけたら、その鞍は左にひっくり返って、今度は右の方にかけたら、右の方にひっくり返って、これをもう何回も繰り返すもんだから、殿様が、「ペークー、お前は何を考えておるか、お前ぐらいの知恵のものが両方に分けて持って行ったらどうか。」と言ったら、「いいや、殿様から貰ったこのありがたい一俵を手もつけないで自分の家族にそのまま見せてあげたいです。私が手をつけたら、殿様から頂戴したものでありませんから、そのまま家に持って帰りたいです。」と言うから、殿様は、 「ああ、お前には負けた。おい、あと一俵持って来い。」と、もう一俵持って来て両方につけて持たせてやったという。ありがたいお話があります。

再生時間:1:50

民話詳細DATA

レコード番号 47O412368
CD番号 47O41C091
決定題名 渡嘉敷ペーク(シマグチ混)
話者がつけた題名
話者名 兼城孝栄
話者名かな かねしろこうえい
生年月日 19160315
性別
出身地 石川市石川
記録日 19820613
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 石川市T08A05
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 笑話
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード ペークーが貧乏,殿様,馬,米を一俵,あと一俵
梗概(こうがい) ペークーが貧乏なもんだから、殿様が、「ペークー、明日は馬を持って来なさい。米を一俵与えるから貰いに来なさい。」と言うと、「ありがとうございます。」と、ペークーは、あくる日は馬に鞍をつけてお城まで行った。殿様が自分の家来に、「米一俵持たしてあげなさい。」と、一俵持ってきたら、そのペークーは鞍の左の方にくくりつけたら、その鞍は左にひっくり返って、今度は右の方にかけたら、右の方にひっくり返って、これをもう何回も繰り返すもんだから、殿様が、「ペークー、お前は何を考えておるか、お前ぐらいの知恵のものが両方に分けて持って行ったらどうか。」と言ったら、「いいや、殿様から貰ったこのありがたい一俵を手もつけないで自分の家族にそのまま見せてあげたいです。私が手をつけたら、殿様から頂戴したものでありませんから、そのまま家に持って帰りたいです。」と言うから、殿様は、 「ああ、お前には負けた。おい、あと一俵持って来い。」と、もう一俵持って来て両方につけて持たせてやったという。ありがたいお話があります。
全体の記録時間数 1:53
物語の時間数 1:50
言語識別 混在
音源の質
テープ番号
予備項目1

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