褌天気(共通語)

概要

昔、首里に天気をよく知っていて、雨か曇りか晴れかというようなことをよく当てる人がおったそうだ。今のように測候所とはないからねえ、そういう天気をよく当てる人は非常に珍らしいと思って、それを時の王府が、「その人の天気予報はよく当たる。」と聞きつけて、そうしてこの人に褒美をくれた。で、この人が着ておる褌はねえ、もう掛けてから少しも洗ったこともない不潔な褌を着けておって、この褌が湿り気の具合で、湿ったら天気が崩れて来るから、それで、「明日は雨。」とか、また乾いていたら晴れとか、この褌の着ごこちでねえ、よく当てよったと。そうしたら、不思議に思った王から、「はあ、珍らしい。」と言って、この人に褒美にねえ、白布一反とかくれたそうだ。この男はもうすぐ喜んでもう長いこと着けた汚れた褌をもう着換えたと。そうしたら、その時から天気予報は少しもあたらなくなったそうだ。そういうねえ、天気予報の話。

再生時間:2:17

民話詳細DATA

レコード番号 47O412287
CD番号 47O41C088
決定題名 褌天気(共通語)
話者がつけた題名 天気予報の話
話者名 平良哲雄
話者名かな たいらてつお
生年月日 19070518
性別
出身地 石川市伊波
記録日 19820314
記録者の所属組織 沖縄口承文芸学術調査団
元テープ番号 石川市T04A23
元テープ管理者 沖縄伝承話資料センター
分類 笑話
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料 いしかわの民話昔話編P295
キーワード 首里,天気,王府,不潔な褌
梗概(こうがい) 昔、首里に天気をよく知っていて、雨か曇りか晴れかというようなことをよく当てる人がおったそうだ。今のように測候所とはないからねえ、そういう天気をよく当てる人は非常に珍らしいと思って、それを時の王府が、「その人の天気予報はよく当たる。」と聞きつけて、そうしてこの人に褒美をくれた。で、この人が着ておる褌はねえ、もう掛けてから少しも洗ったこともない不潔な褌を着けておって、この褌が湿り気の具合で、湿ったら天気が崩れて来るから、それで、「明日は雨。」とか、また乾いていたら晴れとか、この褌の着ごこちでねえ、よく当てよったと。そうしたら、不思議に思った王から、「はあ、珍らしい。」と言って、この人に褒美にねえ、白布一反とかくれたそうだ。この男はもうすぐ喜んでもう長いこと着けた汚れた褌をもう着換えたと。そうしたら、その時から天気予報は少しもあたらなくなったそうだ。そういうねえ、天気予報の話。
全体の記録時間数 2:31
物語の時間数 2:17
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

トップに戻る

TOP