ニッチュブサーといってとても強い神武士がいた。小柄な武士だったが、来ても、ブサーに勝つ人はいなかった。そこである日、山原のタキー新川という所に山番を頼まれて、そこは与那原フナトーが山の木を盗んで運んでいたらしい。そこで、そこの山の人達はとても強い人を頼まなければいけないと考えて、ニッチュブサーを頼んだ。そこで、ニッチュブサーはその部落に住みついたらしい。そこで、そのフナトーが喧嘩を持ちかけてきたが、そこでニッチュブサーは「やるんだったら船で・・・」と言って、船の柱の上に座って、カタカシラを結った。そこで与那原フナトーは「この人は神武士だから、やっつけられてしまう」と言って、謝って帰って行ったという。またこの人は病気をして家に帰って来たが、それでもあちこちから喧嘩を持ちかけられたらしい。しかも、「今まではするんだ」と言って、昔は家の前にチヌブを後向きに飛び越えて、そこで構えたらしい。その後、皆はこの人は奇人だといって謝ったそうだ。それから、石川の闘牛場に大きな松があったが、その上を飛ぶカラスよりもニッチュブサーは走るのが早かったそうだ。
| レコード番号 | 47O412264 |
|---|---|
| CD番号 | 47O41C087 |
| 決定題名 | 根人武士の話(共通語) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 伊波栄吉 |
| 話者名かな | いはえいきち |
| 生年月日 | 19150210 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 石川市石川 |
| 記録日 | 19820314 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸学術調査団 |
| 元テープ番号 | 石川市T03A22 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 伝説 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | ニッチュブサー,強い神武士,小柄な武士,山原のタキー新川,山番,与那原フナトー,船の柱の上 |
| 梗概(こうがい) | ニッチュブサーといってとても強い神武士がいた。小柄な武士だったが、来ても、ブサーに勝つ人はいなかった。そこである日、山原のタキー新川という所に山番を頼まれて、そこは与那原フナトーが山の木を盗んで運んでいたらしい。そこで、そこの山の人達はとても強い人を頼まなければいけないと考えて、ニッチュブサーを頼んだ。そこで、ニッチュブサーはその部落に住みついたらしい。そこで、そのフナトーが喧嘩を持ちかけてきたが、そこでニッチュブサーは「やるんだったら船で・・・」と言って、船の柱の上に座って、カタカシラを結った。そこで与那原フナトーは「この人は神武士だから、やっつけられてしまう」と言って、謝って帰って行ったという。またこの人は病気をして家に帰って来たが、それでもあちこちから喧嘩を持ちかけられたらしい。しかも、「今まではするんだ」と言って、昔は家の前にチヌブを後向きに飛び越えて、そこで構えたらしい。その後、皆はこの人は奇人だといって謝ったそうだ。それから、石川の闘牛場に大きな松があったが、その上を飛ぶカラスよりもニッチュブサーは走るのが早かったそうだ。 |
| 全体の記録時間数 | 3:58 |
| 物語の時間数 | 3:18 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | △ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |