「お芋をサトウキビで炊いたら嫁にする。」と言われたって。そしたらね、一人の女は、「キビでも、芋を炊かれるかねえ。」と言って、火をつけて座っていた。また、もう一人の頭のいい女は、サトウキビを食べていたって。「あれが食べんうちに、このサトウキビで炊いて私が一番なろう。」と思ってね、キビを燃やそうとしたが、燃えないさあね。いつまでも、フーフー、フーフ息を吹きかけて炊こうとしても、キビは燃えないから炊けない。そしたらね、もう一人の人はサトウキビを食べおわって、これを燃やして芋を炊いてしまった。サトウキビのガラ(搾りかす・食べかす)は燃えるでしょう、よくは燃えないんだが、これを燃やして芋を炊いたらね、「もう、あんたは頭がいい、上等。」と言って、その人が一番なったって。残りの人が、いくらサトウキビをフーフーフーしても燃えないさあね。何日かかったか、それは知らないけれども、キビをたくさん食べて燃やしたら、芋が炊けて、その人が一番になり、それから一番に嫁に行ったって。頭勝負(知恵比べ)だったんでしょう。
| レコード番号 | 47O421950 |
|---|---|
| CD番号 | 47O42C060 |
| 決定題名 | 難題嫁 煮たき比べ(共通語) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 金城和枝 |
| 話者名かな | きんじょうかずえ |
| 生年月日 | 19140815 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 具志川市喜屋武 |
| 記録日 | 19800804 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸調査団 |
| 元テープ番号 | 具志川市T55 A9 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 本格昔話 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | サトウキビ,煮たき, |
| 梗概(こうがい) | 「お芋をサトウキビで炊いたら嫁にする。」と言われたって。そしたらね、一人の女は、「キビでも、芋を炊かれるかねえ。」と言って、火をつけて座っていた。また、もう一人の頭のいい女は、サトウキビを食べていたって。「あれが食べんうちに、このサトウキビで炊いて私が一番なろう。」と思ってね、キビを燃やそうとしたが、燃えないさあね。いつまでも、フーフー、フーフ息を吹きかけて炊こうとしても、キビは燃えないから炊けない。そしたらね、もう一人の人はサトウキビを食べおわって、これを燃やして芋を炊いてしまった。サトウキビのガラ(搾りかす・食べかす)は燃えるでしょう、よくは燃えないんだが、これを燃やして芋を炊いたらね、「もう、あんたは頭がいい、上等。」と言って、その人が一番なったって。残りの人が、いくらサトウキビをフーフーフーしても燃えないさあね。何日かかったか、それは知らないけれども、キビをたくさん食べて燃やしたら、芋が炊けて、その人が一番になり、それから一番に嫁に行ったって。頭勝負(知恵比べ)だったんでしょう。 |
| 全体の記録時間数 | 1:18 |
| 物語の時間数 | 1:18 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | ○ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |