麦を搗くときは水を入れて搗くのだが、継子に水を入れないで麦を搗かせた。継子が一日中ついても皮がむけないので、ぽろぽろ涙を流すと涙が落ちたところの麦だけが皮がむけ、涙の落ちてないところは皮がむけなかった。麦は水を入れて搗くものではないかと思い、水を入れて搗いてみた。それで麦の皮がむけたので、親に麦がつけたことを報告する。親が継子にどんなふうにして麦を搗いたかと聞くと、継子は「お母さんがもってきた麦は良い麦だが、どんなに搗いても皮がむけないので、泣いたら涙が落ちて、麦がむけた」と親に答えた。水を入れたというと叱られると思ったからだ。
| レコード番号 | 47O421706 |
|---|---|
| CD番号 | 47O42C053 |
| 決定題名 | 継子話 麦搗き(シマグチ) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 渡口カナ |
| 話者名かな | とぐちかな |
| 生年月日 | 19080814 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 具志川市米原 |
| 記録日 | 19800804 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸調査団 |
| 元テープ番号 | 具志川市T48 A9 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 本格昔話 |
| 発句(ほっく) | あのね |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | 麦,継子,水,涙 |
| 梗概(こうがい) | 麦を搗くときは水を入れて搗くのだが、継子に水を入れないで麦を搗かせた。継子が一日中ついても皮がむけないので、ぽろぽろ涙を流すと涙が落ちたところの麦だけが皮がむけ、涙の落ちてないところは皮がむけなかった。麦は水を入れて搗くものではないかと思い、水を入れて搗いてみた。それで麦の皮がむけたので、親に麦がつけたことを報告する。親が継子にどんなふうにして麦を搗いたかと聞くと、継子は「お母さんがもってきた麦は良い麦だが、どんなに搗いても皮がむけないので、泣いたら涙が落ちて、麦がむけた」と親に答えた。水を入れたというと叱られると思ったからだ。 |
| 全体の記録時間数 | 2:05 |
| 物語の時間数 | 2:05 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | ○ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |