一人の漁夫がいた。浜辺に出て休んでいたら、木の下できれいな女の人が水浴びをしていた。また、その側にはきれいな着物があった。漁夫は女の人の着物を隠し持っていた。女の人は「私が浴びている時に、着物がなくなった、私は天に昇ることができない」と嘆いていた。そこには人もいなかった。漁夫は自分の家に行こうと言って、自分の家に連れて行き、夫婦になった。子供が三人できた。女の人は、「自分は人間でなく、天女である。着物があったら、天に昇ることができるが、無いので昇れない」と子供達に話した。ある日、上の子供が屋根の上に着物があるのを見て、母親に知らせた。そして、母親は、「あなた達をここに置いておくのもかわいそうだが、私は天女だし、神であるから、天に昇らなければならない」と言って、天の登った。父親が帰ってきたとき、子供達は母親のことを話した。その後、父親は嫁を取らずに、ずっと親子で暮らした。
| レコード番号 | 47O421519 |
|---|---|
| CD番号 | 47O42C047 |
| 決定題名 | 天人女房(共通語) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 伊佐川千代 |
| 話者名かな | いさがわちよ |
| 生年月日 | 19120903 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 那覇市垣花 |
| 記録日 | 19800804 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸調査団 |
| 元テープ番号 | 具志川市T43 B10 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 本格昔話 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | 漁夫,水浴び,着物,天に昇る,子供 |
| 梗概(こうがい) | 一人の漁夫がいた。浜辺に出て休んでいたら、木の下できれいな女の人が水浴びをしていた。また、その側にはきれいな着物があった。漁夫は女の人の着物を隠し持っていた。女の人は「私が浴びている時に、着物がなくなった、私は天に昇ることができない」と嘆いていた。そこには人もいなかった。漁夫は自分の家に行こうと言って、自分の家に連れて行き、夫婦になった。子供が三人できた。女の人は、「自分は人間でなく、天女である。着物があったら、天に昇ることができるが、無いので昇れない」と子供達に話した。ある日、上の子供が屋根の上に着物があるのを見て、母親に知らせた。そして、母親は、「あなた達をここに置いておくのもかわいそうだが、私は天女だし、神であるから、天に昇らなければならない」と言って、天の登った。父親が帰ってきたとき、子供達は母親のことを話した。その後、父親は嫁を取らずに、ずっと親子で暮らした。 |
| 全体の記録時間数 | 2:34 |
| 物語の時間数 | 2:34 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | ◎ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |