昔、ヒジー神田という偉い人が、政府の使いで支那に行く途中に、乗っていた船が災難にあって無人島にたどり着いた。この人は、無人島で何年間も暮らしいるうちに、元の容姿はなくなっていた。そうしていたが、とうとう家に戻って来た。そのときに、妻は芋を炊いていたって。すると妻は、物乞いと間違って、 「今先、食べさせてやっても、君はまた来きたのか。」と火かき棒でバンバン地面を叩いたら、「君の夫だよ。もう分からなくなったのか。」と言った。そのときには、アーキーした。妻は、「そうだったの貴男だったの。」と、「こうこうだったんだよう。こうして生き残って来たんだよ。」と、話をした。この上江洲の字から政府に使われていた、ヒジー神田という偉い人が居られたという話を聞いた覚えがある。
| レコード番号 | 47O421446 |
|---|---|
| CD番号 | 47O42C045 |
| 決定題名 | 遭難したヒジー神田(シマグチ) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 潮平音 |
| 話者名かな | しおひらおと |
| 生年月日 | 19040710 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 具志川市上江洲 |
| 記録日 | 19800808 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸調査団 |
| 元テープ番号 | 具志川T41 B11 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 伝説 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 具志川市史第3巻上275頁 |
| キーワード | ヒジー神田,シナ,無人島,妻,物乞い, |
| 梗概(こうがい) | 昔、ヒジー神田という偉い人が、政府の使いで支那に行く途中に、乗っていた船が災難にあって無人島にたどり着いた。この人は、無人島で何年間も暮らしいるうちに、元の容姿はなくなっていた。そうしていたが、とうとう家に戻って来た。そのときに、妻は芋を炊いていたって。すると妻は、物乞いと間違って、 「今先、食べさせてやっても、君はまた来きたのか。」と火かき棒でバンバン地面を叩いたら、「君の夫だよ。もう分からなくなったのか。」と言った。そのときには、アーキーした。妻は、「そうだったの貴男だったの。」と、「こうこうだったんだよう。こうして生き残って来たんだよ。」と、話をした。この上江洲の字から政府に使われていた、ヒジー神田という偉い人が居られたという話を聞いた覚えがある。 |
| 全体の記録時間数 | 1:33 |
| 物語の時間数 | 1:33 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | ◎ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |