冬青草・夏立ち枯れ草‥‥首里城の使いの者が農民から税金を取りに来たが、親たちは家にいなくて、八つくらいなる子どもが留守番をしていた。「おまえのスーは、どこに行ったか。」と言ったら、「夜の目を取りに行った。」と言う。夜の目とはなんなのか、首里からの使いの者たちにはわからない。その松川童は、「税金を取らないなら教えるが、私はただでは教えない。」と言った。また、「アンマーはどこに行ったか。」と聞いたから、「冬青草、夏立ち枯れを刈りに。」と答えた。それもわからないわけだよ。今度は、松川童は知恵があるので、「金をくれたら教える。」と言って、「夜の目というのは、とぼしのことだよ。」言った。また、「夏立ち枯れとは、何か。」と言ったから、「それは、冬は青いが夏になると枯れる〔麦〕を刈りに行っている。」と教え、税金を免れ、使いの者たちは税金が取れなかった。親たちが帰って来て、松川童は、「こんなだったよう。」と話し、「おまえ、よくやったな。」と喜んだって。
| レコード番号 | 47O421409 |
|---|---|
| CD番号 | 47O42C044 |
| 決定題名 | 松川童(シマグチ) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 宜野座三郎 |
| 話者名かな | ぎのざさぶろう |
| 生年月日 | 18860101 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 具志川市米原 |
| 記録日 | 19800805 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸調査団 |
| 元テープ番号 | 具志川T40 B5 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 笑話 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 具志川市史第3巻下666頁 |
| キーワード | 冬青草,夏立ち枯れ草,首里城農民,税金,留守番,夜の目,松川童 |
| 梗概(こうがい) | 冬青草・夏立ち枯れ草‥‥首里城の使いの者が農民から税金を取りに来たが、親たちは家にいなくて、八つくらいなる子どもが留守番をしていた。「おまえのスーは、どこに行ったか。」と言ったら、「夜の目を取りに行った。」と言う。夜の目とはなんなのか、首里からの使いの者たちにはわからない。その松川童は、「税金を取らないなら教えるが、私はただでは教えない。」と言った。また、「アンマーはどこに行ったか。」と聞いたから、「冬青草、夏立ち枯れを刈りに。」と答えた。それもわからないわけだよ。今度は、松川童は知恵があるので、「金をくれたら教える。」と言って、「夜の目というのは、とぼしのことだよ。」言った。また、「夏立ち枯れとは、何か。」と言ったから、「それは、冬は青いが夏になると枯れる〔麦〕を刈りに行っている。」と教え、税金を免れ、使いの者たちは税金が取れなかった。親たちが帰って来て、松川童は、「こんなだったよう。」と話し、「おまえ、よくやったな。」と喜んだって。 |
| 全体の記録時間数 | 3:17 |
| 物語の時間数 | 3:17 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | ◎ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |