昔、糸満に貧乏暮らしをしている人がいて、薩摩の人からお金を借りたが、なかなか返すことができない。約束の年になってもお金は準備してなくて、もう少し待ってくれと頼む。薩摩の人はどうにもならないからと、殺してしまおうと刀を抜いたが、その時に、お金を借りた人が、意地ぬいじらー手ひき、手ぬいじらー 意地引きと言う言葉があるから、もう少し待ってくれという。来年を約束して薩摩の人は帰っていった。家に帰ると妻と男が寝ていた。けしからんと刀を抜いたが、糸満の人の言葉を思い出し、男を見たら、自分の母親であった。糸満の人と約束の時に、お金は準備されてあったが、あなたの言葉のお蔭で、母の命を守ることができたといい、お金は受け取らず、お互いの形見として、そのお金は白銀堂の岩の上に埋めた。それが、白銀堂のゆらいとなっている。
| レコード番号 | 47O421350 |
|---|---|
| CD番号 | 47O42C042 |
| 決定題名 | 白銀堂由来(共通語) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 宮里朝長 |
| 話者名かな | みやざとちょうちょう |
| 生年月日 | 19140610 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 具志川市川田 |
| 記録日 | 19800802 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸調査団 |
| 元テープ番号 | 具志川市T39 A3 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 本格昔話 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | 糸満,貧乏,薩摩,お金,意地ぬいじらー手ひけ,白銀堂 |
| 梗概(こうがい) | 昔、糸満に貧乏暮らしをしている人がいて、薩摩の人からお金を借りたが、なかなか返すことができない。約束の年になってもお金は準備してなくて、もう少し待ってくれと頼む。薩摩の人はどうにもならないからと、殺してしまおうと刀を抜いたが、その時に、お金を借りた人が、意地ぬいじらー手ひき、手ぬいじらー 意地引きと言う言葉があるから、もう少し待ってくれという。来年を約束して薩摩の人は帰っていった。家に帰ると妻と男が寝ていた。けしからんと刀を抜いたが、糸満の人の言葉を思い出し、男を見たら、自分の母親であった。糸満の人と約束の時に、お金は準備されてあったが、あなたの言葉のお蔭で、母の命を守ることができたといい、お金は受け取らず、お互いの形見として、そのお金は白銀堂の岩の上に埋めた。それが、白銀堂のゆらいとなっている。 |
| 全体の記録時間数 | 3:35 |
| 物語の時間数 | 3:35 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | ○ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |