今から四〇〇年くらい前のこと、奄美大島も琉球の支配下にあった。イワンウフヤは奄美大島で、政治に携わる中心人物であった。イワンウフヤは人民のために農具や漁具を作っていたが、イワンウフヤを妬んでいる家来たちが、琉球王に、「イワンウフヤは戦の道具を作っています。」と報告した。琉球の尚清王は「イワンウフヤが手向かうはずがない。」と思いながらも、兵を引きつれ征伐に行った。イワンウフヤは「私は奄美人民のために尽くしているので、私の真心は天が分かる。」と言い、イワン岳に登り自害した。尚清王は、イワンウフヤの真実を知り、イワンウフヤの妻子に償おうとした。ところが、妻子は、イワンウフヤを妬んでいた家来たちによって、樽に入れられシャチヒジーという拝所から海に流された。妻子は、天久に流れつき、ハルガン大主に助けられた。イワンウフヤの子どもたちは、ハルガン大主の馬の世話や訓練した。このことが、尚清王の耳に入り首里城に呼ばれた。尚清王はイワンウフヤの子どもたちだと知り、三司官の地位を与えた。また、子どもたちは、ハルガン大主の荒馬を調教し、乗りこなしたということで有名になり、その後、馬の肉は食べないという。
| レコード番号 | 47O421090 |
|---|---|
| CD番号 | 47O42C034 |
| 決定題名 | イワンウフヤ(共通語) |
| 話者がつけた題名 | 馬氏が馬の肉を食べない訳 |
| 話者名 | 座間味宗松 |
| 話者名かな | ざまみむねまつ |
| 生年月日 | 19171010 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 具志川市昆布 |
| 記録日 | 19800802 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸調査団 |
| 元テープ番号 | 具志川市T32 B6 T32B1 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 伝説、 世間話 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 具志川市史第3巻上802頁 |
| キーワード | 尚清王,奄美大島,イワンウフヤ,ハルカン大主,首里城,馬, |
| 梗概(こうがい) | 今から四〇〇年くらい前のこと、奄美大島も琉球の支配下にあった。イワンウフヤは奄美大島で、政治に携わる中心人物であった。イワンウフヤは人民のために農具や漁具を作っていたが、イワンウフヤを妬んでいる家来たちが、琉球王に、「イワンウフヤは戦の道具を作っています。」と報告した。琉球の尚清王は「イワンウフヤが手向かうはずがない。」と思いながらも、兵を引きつれ征伐に行った。イワンウフヤは「私は奄美人民のために尽くしているので、私の真心は天が分かる。」と言い、イワン岳に登り自害した。尚清王は、イワンウフヤの真実を知り、イワンウフヤの妻子に償おうとした。ところが、妻子は、イワンウフヤを妬んでいた家来たちによって、樽に入れられシャチヒジーという拝所から海に流された。妻子は、天久に流れつき、ハルガン大主に助けられた。イワンウフヤの子どもたちは、ハルガン大主の馬の世話や訓練した。このことが、尚清王の耳に入り首里城に呼ばれた。尚清王はイワンウフヤの子どもたちだと知り、三司官の地位を与えた。また、子どもたちは、ハルガン大主の荒馬を調教し、乗りこなしたということで有名になり、その後、馬の肉は食べないという。 |
| 全体の記録時間数 | 17:09 |
| 物語の時間数 | 17:09 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | ◎ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |