城に仕える女が屁をひったから、子どもと一緒に故郷に追い返された。子どもは成長してから御城の近くで、「黄金の瓜種を買いませんか。」と言って歩いていたようだね。御主加那志前が、「不思議な子どもだから、呼んでこい。」と言われ、呼んで問うてみたら、「この種を蒔くと黄金の花が咲くよ。」と言ったので、「そんなことがあるか。」というと、「はい、これは屁をひらない女が蒔くと生えますが、屁をひる女が蒔くと生えないですよ。」と言ったから、御主加那志前は、「世の中に屁をしない女がいるか。」と言ったので、「それなのに、あなた様は私のアンマーが屁をひったからと、故郷に追い返したんですか。」と言った。「私が悪かった、おまえは私の子どもだ。アンマーも早くここに連れておいで。」と言って、お城に連れてきてりっぱに暮らしたと。
| レコード番号 | 47O421052 |
|---|---|
| CD番号 | 47O42C033 |
| 決定題名 | 黄金の瓜種(シマグチ) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 徳村政伸 |
| 話者名かな | とくむらせいしん |
| 生年月日 | 19100321 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 那覇市首里 |
| 記録日 | 19800805 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸調査団 |
| 元テープ番号 | 具志川市T31 B4 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 本格昔話 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 具志川市史第3巻下377頁 通観266頁 |
| キーワード | 屁,城,黄金の瓜種,御主加那志,黄金の花, |
| 梗概(こうがい) | 城に仕える女が屁をひったから、子どもと一緒に故郷に追い返された。子どもは成長してから御城の近くで、「黄金の瓜種を買いませんか。」と言って歩いていたようだね。御主加那志前が、「不思議な子どもだから、呼んでこい。」と言われ、呼んで問うてみたら、「この種を蒔くと黄金の花が咲くよ。」と言ったので、「そんなことがあるか。」というと、「はい、これは屁をひらない女が蒔くと生えますが、屁をひる女が蒔くと生えないですよ。」と言ったから、御主加那志前は、「世の中に屁をしない女がいるか。」と言ったので、「それなのに、あなた様は私のアンマーが屁をひったからと、故郷に追い返したんですか。」と言った。「私が悪かった、おまえは私の子どもだ。アンマーも早くここに連れておいで。」と言って、お城に連れてきてりっぱに暮らしたと。 |
| 全体の記録時間数 | 1:56 |
| 物語の時間数 | 1:56 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | ○ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |