若狭町に悟道院という寺あり、そこに黒金座主がいた。普段は三世相をしていたが、唐から魔法を学んできて、夜な夜な出歩いてお城に入り、美しい女たちの居るところを荒らしていた。そのことをお城の表十五人衆は相談して、北谷王子に退治してくれと頼んだ。北谷王子は治金丸という名刀で退治しなさいという。北谷王子はただ黒金座主を殺すことはできない、証拠を握ろうとして、自分の御側女に乳母をお伴にして座主のもとへ占いに行かせた。「私と王子の中に子供が生まれないがどうしてでしょうか」と占わせると、座主は相性が合わないという、御願をすれば子供ができるという。帰ろうとするとにわか雨になり、雨がやむのを待って居眠りをしてしまった。そして、居眠りしている間に座主に暴行されてしまった。そのとたん雨が晴れて帰った。何か不思議なことはなかったかと王子が聞くと、大雨になったことを話した。王子は御側女の髪が乱れていることに気づき、座主の証拠を握った。そうして、殺す決意をした。
| レコード番号 | 47O421038 |
|---|---|
| CD番号 | 47O42C033 |
| 決定題名 | 北谷王子と④黒金座主(シマグチ) |
| 話者がつけた題名 | - |
| 話者名 | 徳村政伸 |
| 話者名かな | とくむらせいしん |
| 生年月日 | 19100321 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 那覇市首里 |
| 記録日 | 19800805 |
| 記録者の所属組織 | 沖縄口承文芸調査団 |
| 元テープ番号 | 具志川市T31 A2 |
| 元テープ管理者 | 沖縄伝承話資料センター |
| 分類 | 伝説 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | 首里の先輩から |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | 若狭町,悟道院,黒金座主,唐,魔法,北谷王子,表十五人,治金丸 |
| 梗概(こうがい) | 若狭町に悟道院という寺あり、そこに黒金座主がいた。普段は三世相をしていたが、唐から魔法を学んできて、夜な夜な出歩いてお城に入り、美しい女たちの居るところを荒らしていた。そのことをお城の表十五人衆は相談して、北谷王子に退治してくれと頼んだ。北谷王子は治金丸という名刀で退治しなさいという。北谷王子はただ黒金座主を殺すことはできない、証拠を握ろうとして、自分の御側女に乳母をお伴にして座主のもとへ占いに行かせた。「私と王子の中に子供が生まれないがどうしてでしょうか」と占わせると、座主は相性が合わないという、御願をすれば子供ができるという。帰ろうとするとにわか雨になり、雨がやむのを待って居眠りをしてしまった。そして、居眠りしている間に座主に暴行されてしまった。そのとたん雨が晴れて帰った。何か不思議なことはなかったかと王子が聞くと、大雨になったことを話した。王子は御側女の髪が乱れていることに気づき、座主の証拠を握った。そうして、殺す決意をした。 |
| 全体の記録時間数 | 15:11 |
| 物語の時間数 | 15:11 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | ◎ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |