王女と塩魚(シマグチ)

概要

ウミナイビ(王女)は、久米村のアタトーメー(奥方)から習って機織りが上手だった。薩摩は、機織りを教えて欲しいとウミナイビを連れて行ってしまった。約束の四年になってもウミナイビを帰してくれない。祝女七人と船頭を頼んでウミナイビを迎えに薩摩に渡った。しかし、船の帆を壊され帰れない。塩づけにしたカラス(小魚)を食べていたので、薩摩は「この塩づけされた小魚を池に放し、この小魚が沖縄に向いたら、帰してやろう。」と言った。祝女たちのカカン(下着)で帆を作り、夜通し力を貸してくれるよう神様に祈った。「はい、沖縄に向かって下さい。」と小魚を池に放すと、魚は全て沖縄に向かった。ウミナイビを二、三人で抱えて船まで走り、すぐに出航し、風もないのに速度を増し、二日で馬天港に着いた。ウミナイビをオテンラー(王女を乗せる籠)に乗せ、上様のところへ連れて行った。

再生時間:11:14

民話詳細DATA

レコード番号 47O420951
CD番号 47O42C029
決定題名 王女と塩魚(シマグチ)
話者がつけた題名
話者名 目取真ウト
話者名かな めどえうまうと
生年月日 18900804
性別
出身地 具志川市田場
記録日 19800808
記録者の所属組織 沖縄口承文芸調査団
元テープ番号 具志川市T27 A4
元テープ管理者 伝承話資料センター
分類 伝説、 本格昔話
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料 具志川市史第3巻上794頁
キーワード ウミナイビ,久米村,アタトーメー,機織り,薩摩,ウミナイビ,祝女,帆,カラス
梗概(こうがい) ウミナイビ(王女)は、久米村のアタトーメー(奥方)から習って機織りが上手だった。薩摩は、機織りを教えて欲しいとウミナイビを連れて行ってしまった。約束の四年になってもウミナイビを帰してくれない。祝女七人と船頭を頼んでウミナイビを迎えに薩摩に渡った。しかし、船の帆を壊され帰れない。塩づけにしたカラス(小魚)を食べていたので、薩摩は「この塩づけされた小魚を池に放し、この小魚が沖縄に向いたら、帰してやろう。」と言った。祝女たちのカカン(下着)で帆を作り、夜通し力を貸してくれるよう神様に祈った。「はい、沖縄に向かって下さい。」と小魚を池に放すと、魚は全て沖縄に向かった。ウミナイビを二、三人で抱えて船まで走り、すぐに出航し、風もないのに速度を増し、二日で馬天港に着いた。ウミナイビをオテンラー(王女を乗せる籠)に乗せ、上様のところへ連れて行った。
全体の記録時間数 11:14
物語の時間数 11:14
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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