白銀堂由来(シマグチ)

概要

昔、沖縄に貧しい人がいたが、その人は鹿児島の商売人からお金を借りていたが、それが積もって50円になっていた。男が期限になってもお金を返せないので、鹿児島の商売人は怒って、男を殺そうと思いやってきた。男を殺そうとすると、その男は殺される前に一言聞いてほしいと言ったので、思いとどまって男のいうことを聞くことにする。男は、「沖縄には意地が出たら手をひけという諺があるが、そのようにあなたも少し手が出たら意地を引いて待っていてください」と言ったので、殺すのを止めて鹿児島へ帰った。商売人が家に戻ると妻が男と寝ていたので、切り殺そうとしたが、諺を思い出して思いとどまった。その男は自分の母親だった。母親は留守のあいだ男装して嫁を守っていたのだった。商売人は沖縄の男に感謝して、借金の返済もゆるし、さらに50円をあげようとした。ところが、沖縄の男も借りたお金50円を準備してあったので、互いに譲り合い、そのお金で白銀堂を建てたという。

再生時間:8:51

民話詳細DATA

レコード番号 47O420906
CD番号 47O42C028
決定題名 白銀堂由来(シマグチ)
話者がつけた題名
話者名 金城珍明
話者名かな きんじょうちんめい
生年月日 18990210
性別
出身地 具志川市喜屋武
記録日 19800805
記録者の所属組織 沖縄口承文芸調査団
元テープ番号 具志川市T25 B5
元テープ管理者 伝承話資料センター
分類 本格昔話、 伝説
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード 白銀堂,鹿児島,商売人,借金,男装,諺意地が出たら手をひけ,
梗概(こうがい) 昔、沖縄に貧しい人がいたが、その人は鹿児島の商売人からお金を借りていたが、それが積もって50円になっていた。男が期限になってもお金を返せないので、鹿児島の商売人は怒って、男を殺そうと思いやってきた。男を殺そうとすると、その男は殺される前に一言聞いてほしいと言ったので、思いとどまって男のいうことを聞くことにする。男は、「沖縄には意地が出たら手をひけという諺があるが、そのようにあなたも少し手が出たら意地を引いて待っていてください」と言ったので、殺すのを止めて鹿児島へ帰った。商売人が家に戻ると妻が男と寝ていたので、切り殺そうとしたが、諺を思い出して思いとどまった。その男は自分の母親だった。母親は留守のあいだ男装して嫁を守っていたのだった。商売人は沖縄の男に感謝して、借金の返済もゆるし、さらに50円をあげようとした。ところが、沖縄の男も借りたお金50円を準備してあったので、互いに譲り合い、そのお金で白銀堂を建てたという。
全体の記録時間数 8:51
物語の時間数 8:51
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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